メムナークの残滓、ウルテト/Urtet, Remnant of Memnarch

提供:MTG Wiki

2023年2月25日 (土) 17:10時点における1.73.10.109 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索


マイアを支援する3つの能力を持つ伝説のマイア。

ひとつめの能力は、起源室/Genesis Chamberミラディン包囲戦/Mirrodin Besiegedを彷彿とさせるマイアトークン生成誘発条件がマイア呪文唱えることと、よりマイアの部族にフォーカスしたものとなっている。 マイアは小型のものが多いため、自身の軽さやふたつめの能力と相まって、序盤から大きく展開できる。またマイアの多くは先の2枚の誘発条件にも当てはまるため、併用すればみるみるうちにマイアで自軍が埋め尽くされる。

ふたつめの能力は、マイアの感電者/Myr Galvanizerを彷彿とさせるマイアのアンタップ。こちらは戦闘開始時の誘発型能力となった。 マナマイアをアンタップさせ、展開力を向上させてひとつめの能力につなげたり、最後の能力のコスト支払った後で攻撃に回したりと、ウルテトの運用のキモになる能力である。 また、機体を始めとしたタップ・アウトレットととの相性も良く、自身もマイアの磁石マイア/Lodestone Myrと組み合わせれば、戦闘前に全マイアをタップして磁石マイアを強化し、戦闘時は状況に応じてさらに強化させられる。

最後の能力は自軍のマイアに+1/+1カウンターを3個置く全体強化の起動型能力。 ひとつめの能力で個体数を、ふたつめの能力で支払いを担保できるため、一度起動するだけで驚異的な制圧力を生み出すことができる。

総じて、全ての能力がお互いに噛み合った理想的なマイアの統率者である。 ただし、全ての能力をマイアに依存していながら、除去耐性が一切なく、ハンド・アドバンテージを補填してくれるわけでもない。マイアは『軽い』『小型』『アーティファクト』『クリーチャー』と全体除去にこれでもかと引っかかるため、調子に乗って能力を使いすぎると、まとめて倒され手札がない、なんてことにもなりかねない。各種サポートは忘れないようにしたい。

ストーリー

ウルテト/Urtetはミラディン/Mirrodinで生まれ新ファイレクシア/New Phyrexiaで生き残っているマイアの1体。

元々ウルテトは一体のマイアであり、ミラディンの最初の支配者であるメムナーク/Memnarchの下僕として金属を集めていた。メムナークが消えた今も、ウルテトは自らの役割を続けると決めており、価値あるものを求めて休むことなくミレックス/Mirrexを漁っている。彼はいつも道具の一揃えを持った姿で目撃され、しばしばその足跡に有用な物品を残していく。これら貴重で小さな宝物により、彼はミラディン人の生存者にとって意図しない、だが重要な同盟者となった。

登場記事

参考

  1. 拡張アート版《メムナークの残滓、ウルテト》のレアリティについてのお知らせDaily MTG 2023年1月24日)
MOBILE