ポータル/Portal

提供:MTG Wiki

2023年1月17日 (火) 02:52時点における133.159.150.139 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索
ポータル/Portalは、以下のものを示すストーリー用語。
  1. 次元/Planeと次元をつなぐ、多元宇宙/Multiverseの門。
  2. 同一次元内を繋ぐ門。

目次

1.の解説

各次元はそれぞれ独立しているが、その各地を結ぶようにいくつかのポータルが存在する。これよって次元移動能力のないものであっても、ある程度の行き来を可能としている。特定の次元や地域のみの固有種が、他の地域を舞台にしたエキスパンションに登場することがあるのは、ポータルが原因の1つと説明される。

名前の通り、門の形をしていて通り抜ける事により移動ができるものが多いが、他にも機械でできた転移装置タイプのものや、方陣や力場を利用するものも存在する。入口が両側にあり双方向移動可能なものと、移動先の空間に出るだけでそちら側には何も存在しない一方通行のものがある。

門という名称ではあるが、イラスト化されているものは巨大な鏡台のような形をしていて、その鏡面にあたる部分に飛び込む事により移動するデザインのものが多い。

リリアナ・ヴェスによれば、大修復/The Mendingによって多元宇宙の姿が変わった現在ではこのような「昔ながらの」ポータルは(彼女の知る限り)もはや製作不可能だという[1]。実際、新たなポータルと言える次元橋/Planar Bridgeは「無生物に限る」という制約がついており、従来のポータルに対して機能的に劣るものになっている。

ストーリーに登場する主な次元間ポータル

テゼレット/Tezzeretの監督の下、天才発明家ラシュミ/Rashmiによって製作された、新時代のポータル。転送できるのは無生物に限られる。ゲートウォッチ/The Gatewatchの活躍により大破するも、テゼレットが取り込んだ核部分がニコル・ボーラスによるラヴニカ襲撃に利用される。この核もカーン/Karnによって完全に破壊されたが、後に修復され、新ファイレクシアによって使用されているようだ[2]

2.の解説

1.のポータルとは転送装置という点では共通しているが、こちらは次元内を移動することしかできない。一方、こちらは大修復以後も作成可能であり、プレインズウォーカーでない一般人により生み出されることすらもある。

主な例としては瞬間移動門/Teleportal[3]領界の剣/Sword of the Realmsで開かれた領界路/Omenpath[4]などが挙げられる。変わったものでは勝利械/Shorikaiに備え付けられた通信用ポータル[5]も確認されている。

脚注

  1. Puppets/闇の手先(Magic Story 2017年1月25日 James Wyatt著)
  2. Episode 5: Threads of War/メインストーリー第5話:次なる戦いへ(Magic Story 2022年1月27日 Akemi Dawn Bowman著)
  3. Epic Experiment/世紀の実験(Uncharted Realms 2012年9月12日 Jenna Helland著)
  4. Episode 2: Awaken the Trolls/メインストーリー第2話:目覚めるトロール(Magic Story 2021年1月13日 Roy Graham著)
  5. The Epoch Engine/サイドストーリー:新紀元機関(Magic Story 2022年2月8日 Grace Chan著)

参考

MOBILE