沸き立つ汚泥/Bubbling Muck
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ソーサリーではあるが満潮/High Tideの黒版。当時は暗黒の儀式/Dark Ritualがあったので、青から黒に変更されたのは納得がいくところだろう。
暗黒の儀式/Dark Ritualが主に序盤用の加速であるのに対し、こちらは陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersと同じく終盤用のマナ加速である。しかし、登場する直前に生命吸収/Drain Lifeがスタンダードから姿を消したのはこのカードにとって痛手だった。
それでもやはりウルザ・ブロックのフリースペルとは相性がよく、このカードをHigh Tideの代わりに使用したダークタイドというコンボデッキがウルザ・ブロック構築に存在した。
ストーリー
「沸き立つ汚泥」と訳されているこの「Bubbling Muck」は「ふつふつと沸き立つ(あるいはぶくぶくと音を立てる)汚物や肥やし」くらいの意味合い。イラストには泥の中から宝箱を運び出すダヴォールの軍勢が描かれている。フレイバー・テキストによると、この汚泥はつまらない宝を吐き出すたびにいくつもの命を要求するという。
汚泥は、貧弱な宝をひとつ吐き出すたびに、多くの人の命を奪ってゆく。