血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed

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2022年8月4日 (木) 17:29時点における1.66.105.199 (トーク) - whois による版
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Odric, Blood-Cursed / 血に呪われた者、オドリック (1)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 兵士(Soldier)

血に呪われた者、オドリックが戦場に出たとき、血(Blood)トークンX個を生成する。Xは、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒の中であなたがコントロールしているクリーチャーが持つ能力の種類数に等しい。(各能力はそれぞれ1回のみ数える。)

3/3

イニストラード:真紅の契りで再登場したオドリック/Odric背景ストーリーを反映して吸血鬼兵士となり本来のに吸血鬼のが追加された。

ETB自分クリーチャーが持つ特定の常磐木キーワード能力の数に応じてトークン生成する。月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshalを意識しつつ、吸血鬼らしく変化させた能力といえるが、司令官時代と違い戦場に出た時にしか誘発しない点が非常にネック。3マナと軽量な点を活用しようとすると1、2個程度しか生成が狙えず、かといって並べてから出そうとすると戦場に出た後は3/3のバニラであり、血トークンの強みである軽量ルーターとしての性質も戦況が進むほど弱まっていく。血トークンを利用するカードが多い点も逆風で、これ自体が赤白なのもあって最大限活用しようとすると3色デッキとなり、ヴォルダーレンの居城/Voldaren Estateはあるものの色事故の危険性が増える。唱えるのに対応して他のクリーチャー除去されてしまうと生成されるトークンの数も減ってしまうなど、総じてリターンを得るのが難しく、リターン自体も大きなものとは言いづらい、使いづらいクリーチャーになってしまっている。

リミテッドでは除去が構築よりも少ないため横に並べやすく、序盤に出せれば主戦力に、中盤以降に出ても血で不要な手札を交換できるようになるなど、構築よりも使いやすい。を考えると飛行速攻警戒辺りはそこまで意識せずとも狙えるだろう。先制攻撃絆魂威迫辺りも追加できれば、血トークンがずらりと並ぶ。

イニストラード:真夜中の狩りで登場した天使火の覚醒/Angelfire Ignitionとの相性は良好。色が合うだけでなく、1枚で5つの常磐木能力が付与される。また神河:輝ける世界ではキーワード能力を他のクリーチャーに引き継がせられる長所食い/Eater of Virtueも登場しており、セット自体がアーティファクトにフォーカスされたことで生成されたトークンそのものを利用することも可能となった。それでも不安定さは否めず、現時点では活躍の場は見つけられていない状態である。

ニューカペナの街角で登場したジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Secondは有力な相方。生成されるトークンを直接勝利に貢献できるクリーチャートークンに変えてくれる上、そのトークンが速攻や警戒を持っているためお膳立てにも役立つ。不安定さは相変わらずではあるが、キーワード能力の数が揃う構成なら爆発力を見込んで1~2枚仕込んでみても良いだろう。

関連カード

サイクル

イニストラード:真紅の契りレアの2伝説のクリーチャーサイクル

ストーリー

ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathiに血を流し込まれ、吸血鬼/Vampireと化してしまったオドリック/Odric

詳細はオドリック/Odricを参照。

脚注

  1. State of Design 2022/デザイン演説2022Making Magic 2022年8月1日 Mark Rosewater著)
  2. Odds & Ends – Innistrad: Crimson Vow, Part 2/こぼれ話:『イニストラード:真紅の契り』 その2(Making Magic 2021年12月13日 Mark Rosewater著)

参考

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