空殴り/Skylasher

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Skylasher / 空殴り (1)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

瞬速
この呪文は打ち消されない。
到達、プロテクション(青)

2/2

打ち消されない上に瞬速到達、さらにはプロテクションまで持つ、アンチに特化したクリーチャー

特に青系コントロールに対するアンチ性能は目覚しい。アゾリウスの魔除け/Azorius Charmイゼットの魔除け/Izzet Charmディミーアの魔除け/Dimir Charmなどの単体除去呪文を受け付けず、聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft昆虫の逸脱者/Insectile Aberration瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを一方的に討ち取れるほか、ボーラスの占い師/Augur of Bolasイゼットの静電術師/Izzet Staticasterに足止めされることもない。また青ではないが未練ある魂/Lingering Soulsなどで生成される1/1飛行スピリットトークンにも強く、奇襲ブロックで撃ち落すことができる。

ただし青相手でもサイズ自体はあくまで相当で、それ以上に打点を高める能力もないため、アタッカーとしては押しが弱い印象は否めない。またラヴニカへの回帰ブロック多色環境なので、青への除去耐性だけでは磐石とは言えないことも多い。さらに、青を含まないビートダウンデッキとの対戦では大部分の能力が無意味となり、バニラ同然になりやすい。そのため優秀ではあるが、メタゲームデッキの方向性に左右されやすいカードと言える。

パイオニアでは緑単信心サイドボードに採用される。2022年6月7日の禁止カード更新以降、青単スピリットの勢力が増したため、その対策として登用されるようになった。プレインズウォーカーを採用したコンボデッキである緑単信心にとってはそのブロッカー性能の高さも評価されている。

  • 乱暴に言えば疾風のマングース/Blurred Mongoose(打ち消されない)、カルー・ミーアキャット/Karoo Meerkat(プロテクション(青))、灰毛皮の熊/Ashcoat Bear(瞬速)、闘士蜘蛛/Grappler Spider(到達)を融合させたカードという感じであり、事実それらの大部分の実質的な上位互換
    • 厳密にいえば、疾風のマングースは被覆を有しており、灰毛皮の熊・闘士蜘蛛との関係でも空殴りのプロテクション(青)が不利に働く場面もあるため、これらとは上位互換/下位互換の関係にはない。カルー・ミーアキャットと比較すると、瞬速・到達がいずれも純粋なメリット能力であり、タフネスも1増えているため、上位互換に当たる。

[編集] 参考

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