道具箱、ヘンジー・トーリ/Henzie "Toolbox" Torre
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伝説のクリーチャー — デビル(Devil) ならず者(Rogue)
マナ総量が4以上でありあなたが唱えるすべてのクリーチャー呪文は奇襲を持つ。奇襲コストはそれのマナ・コストに等しい。(あなたはその呪文を奇襲コストで唱えることを選んでもよい。そうしたなら、それは速攻と「このクリーチャーが死亡したとき、カード1枚を引く。」を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。)
あなたが支払うすべての奇襲コストは、このゲームであなたがあなたの統率者を統率領域から唱えた回数1回につき(1)減る。
土建組一家の猛威/Riveteers Rampageのメイン統率者。マナ総量4以上のクリーチャー呪文に奇襲を与え、奇襲コストも軽くする伝説のデビル・ならず者。
コスト減少+速攻付与により重いクリーチャーの攻撃誘発・サボタージュ能力を最低でも本来より2ターン早く誘発させられるようになる。これが統率者である場合は除去されてもその度にコスト減少幅が大きくなるため、長い目で見ればテンポの損失を補填できている点も強み。
一方、奇襲の性質上クリーチャーを残せず防御が手薄になってしまうのが欠点。トークンを生成できるクリーチャーを用いる、生け贄を逆手に取り死亡誘発を持つクリーチャーと組み合わせるなどの工夫でカバーすると良いだろう。同構築済みデッキ出身の産業的進歩/Industrial Advancement、緊急対応者/First Responderなど、生け贄に捧げられる前に救出・利用できるカードを使うのも手。
- 名前にダブルクオート(")を含む珍しいカード。銀枠を含めればこれまでに4枚存在するが、黒枠ではポータル三国志の伏竜 孔明/Kongming, "Sleeping Dragon"と鳳雛 ホウ統/Pang Tong, "Young Phoenix"以来23年ぶり。
- 「Henzie "Toolbox" Torre」のように、ファーストネームとラストネームの間にニックネームを記載する記法は英語圏では一般的に行われる。現実の有名な例ではアメリカのマフィア「ラッキー・ルチアーノ」こと「チャールズ・ルチアーノ」が「Charles "Lucky" Luciano」と記載されるなど。このようなカード名を持つカードは銀枠まで含めてもマジックで初。
ルール
- カードが元々持つ奇襲のコストも減少する。それのマナ総量が3以下でも問題ない。
- マナ・コストにXを含むクリーチャーの場合、Xの値を宣言した結果マナ総量が4以上になるなら、奇襲で唱えることができる[1]。
関連カード
サイクル
ニューカペナの街角統率者デッキのメイン統率者サイクル。弧3色の伝説のクリーチャー。稀少度は神話レア。
- 粉砕者、ペリー/Perrie, the Pulverizer(緑白青)
- 常夜会一家の目、カミーズ/Kamiz, Obscura Oculus(白青黒)
- 画家、アンヘロ/Anhelo, the Painter(青黒赤)
- 道具箱、ヘンジー・トーリ/Henzie "Toolbox" Torre(黒赤緑)
- 殺戮の歌姫、キット・カント/Kitt Kanto, Mayhem Diva(赤緑白)
ストーリー
ヘンジー・トーリ/Henzie Torreは、ニューカペナ/New Capennaの土建組一家/The Riveteersに所属するデビル/Devil。男性。金と光り物に目がなく、雇われれば何でもかっさらってくるが、きっちり分け前を要求する。
詳細はヘンジー・トーリ/Henzie Torreを参照。