幽体の兵長、ベル・ボルカ/Bell Borca, Spectral Sergeant

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ラヴニカ・ブロックの小説「Ravnica」のメインキャラクターの1人であるボロス軍/Boros Legionの兵卒が伝説のクリーチャーとして登場。自分のアップキープに衝動的ドローを行い、ターン中に追放したカードの中で最も高いマナ総量と同じパワーを持つ伝説のスピリット・兵士。

何らかの手段でカードを追放しない限り敵ターンは4マナの0/5にしかならないので積極的に攻撃するのが基本。ラヴニカ出身らしく分割カードが追放された時は極めて高いパワーを発揮する一方で土地が追放された時も0/5となる事故に備えて、予顕のように基本のマナ総量が高いカードを低コストで追放する手段も用意しておきたい。追放するカードは領域を問わないため墓地対策も相性が良く、インスタントでの追放なら実質的なコンバット・トリックにすることも可能。

リミテッドの再演もカードを追放してトークンを生成するメカニズムのため、能力の対象として機能する。

• 追放された時点で記録されているため、追放領域のカードを唱えてもターン中にパワーが減少することは無い。

ルール

• 最後の能力については衝動的ドロー#ルールを参照。
• 追放されるカードのマナ総量の記録をとるのはベル・ボルカが戦場にある間にしか機能しない。
• 追放されるカードが以前あった領域ではなく、追放領域にあるカードを見て、そのマナ総量の値を記録する。
• パワーを定義する能力は、そのベル・ボルカ自身によって記録された値しか参照しない。一度戦場から離れた後にそのターン中にベル・ボルカが再び戦場に出ても、それは別の以前のベル・ボルカとは違う新しいオブジェクトである。そのため戦場以外ではベル・ボルカのパワーは常に0となる。
  • この能力は定義上は特性定義能力であるためどの領域でも機能する。しかし、実質的には上述の理由により戦場でしか意味を持たない。

関連カード

サイクル

統率者レジェンズのレアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。

• 巡歴の干渉者、クウェイン/Kwain, Itinerant Meddler（白青）
• 薄暮の埋葬布、リーサ/Liesa, Shroud of Dusk（白黒）
• ウーナのトリックスター、ニムリス/Nymris, Oona's Trickster（青黒）
• 改革派の勧誘者、ザラ/Zara, Renegade Recruiter（青赤）
• 喜劇の天才、ブリム/Blim, Comedic Genius（黒赤）
• 邪悪な選督使、ベルベイ/Belbe, Corrupted Observer（黒緑）
• ハンス・エリクソン/Hans Eriksson（赤緑）
• 幽体の兵長、ベル・ボルカ/Bell Borca, Spectral Sergeant（赤白）
• 寛大な夜明け、ラシエル/Lathiel, the Bounteous Dawn（緑白）
• アンフィン学者、ゴー・ムルドラク/Gor Muldrak, Amphinologist（緑青）

ストーリー

ベル・ボルカ/Bell Borcaは、ラヴニカ/Ravnicaのボロス軍/Boros Legionに所属する新人捜査官。アグルス・コス/Agrus Kosの相棒。自爆テロに遭って死亡するが、幽霊として蘇る。

詳細はベル・ボルカ/Bell Borcaを参照。

参考

• カード個別評価：統率者レジェンズ - レア