壊滅の熟達/Devastating Mastery

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2021年10月25日 (月) 03:09時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
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Devastating Mastery / 壊滅の熟達 (2)(白)(白)(白)(白)
ソーサリー

あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、(2)(白)(白)を支払ってもよい。
その(2)(白)(白)のコストが支払われていたなら、対戦相手1人は、自分がコントロールしていて土地でないパーマネント最大2つを選び、オーナーの手札に戻す。
土地でないすべてのパーマネントを破壊する。


の熟達はパーマネント全体除去。4マナ唱えることもできるが、対戦相手のパーマネントを2つ救出させてしまう。

性能は概ね次元の浄化/Planar Cleansing+おまけ、と言ったところ。代替コストを使えばパーマネント全体除去としては破格の4マナとなるが、一対多交換でカード・アドバンテージを得るという全体除去の旨味を殺す厳しいデメリットとなる。素撃ちがクァドラプルシンボルというのもネックで、多色デッキでは最速の6ターン目に唱えられるかも運に頼る部分がある。このためコントロールデッキでの安易な採用は難しくなっている。

登場時のスタンダード環境でもクリーチャー全体除去に限れば軽く色拘束も少ないドゥームスカール/Doomskar、パーマネント全体除去としてもより重い腐りにくいオンドゥの転置/Ondu Inversionという選択肢があり、土地以外を完全にリセットできるこのカードが特に刺さる場面は環境にそれほどないため、出番は少なかった。

一方、ローテーション後はアゾリウス天啓緑単アグロ対策としてサイドボードに投入するようになった。緑単アグロはレンジャー・クラス/Ranger Classエシカの戦車/Esika's Chariotといった強力な非クリーチャーパーマネントを使用するためドゥームスカールでは対処しきれず、かつオンドゥの転置では間に合わない速度を持つためである。

ルール

  • (2)()(白)を支払うことは代替コストである。マナ・コストを支払うことなく唱えるなど他の代替コストと併用することはできない。
  • 「その(2)(白)(白)を支払われていたなら」とは「代替コストを支払うことを選択したなら」という意味である。コストを増減させる効果によって実際に支払うマナが変わっても、それによって効果が変化することはない。
  • スタック上の壊滅の熟達がコピーされた場合、代替コストを支払うことを選んだかの選択もコピーされる。
  • 対戦相手が戻すパーマネントは解決時に選ぶ。多人数戦の場合、まずあなたが対戦相手1人を選び、そのプレイヤーが自分のコントロールするパーマネントを選び手札に戻す。

関連カード

サイクル

ストリクスヘイヴン:魔法学院の熟達サイクル単色インスタントソーサリーで、マナ・コストより軽い代替コスト唱えることができるが、そうした場合は対戦相手1人に恩恵を与える。稀少度レア

参考

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