パラディン・クラス/Paladin Class
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エンチャント — クラス(Class)
(次のレベルになることはソーサリーとして行う。そのレベルの能力を得る。)
対戦相手があなたのターンに呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。
(2)(白):レベル2
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(4)(白):レベル3
あなたが攻撃するたび、攻撃クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーはそれ以外の攻撃クリーチャー1体につき+1/+1の修整を受け二段攻撃を得る。
パラディンの技能を得るエンチャント・クラス。レベル1は自分のターン中の対戦相手の呪文へのコスト増。レベル2は全体強化。レベル3は攻撃クリーチャーへの修整と二段攻撃。
レベル1で相手の動きを縛っている間にレベル2、3に進めて殴り勝ってしまおうという、アグロ志向のデッキに適したコンセプトになっている。全ての効果が重複するので2枚目以降も積極的に置きに行けて、その軽さ故に打ち消しにも強いのでコントロールデッキへの耐性が一気に上がる。
対アグロにとっては1マナの追加コストでも深刻なテンポ損になりやすく、そこに精鋭呪文縛り/Elite Spellbinderや傑士の神、レーデイン/Reidane, God of the Worthy、エメリアのアルコン/Archon of Emeria等も加わればさながらDeath & Taxesのような強力な制約を課すことができる。複数置きしても腐らない性質から、クラリオンのスピリット/Clarion Spiritや素拳のモンク/Monk of the Open Handなどの2つ目の呪文を参照するクリーチャーとも相性が良い。
スタンダードでは上記のように共存するカードとのシナジーが数多くあり、白単アグロの全体強化の枠として採用されている。構築以上にクリーチャー戦になりやすいリミテッドでもレベル2、3がゲームを決める要因となるのでピックする価値十分な一枚。