ドラゴンの嵐/Dragonstorm
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2021年9月5日 (日) 10:48時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Dragonstorm / ドラゴンの嵐 (8)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
あなたのライブラリーからドラゴン(Dragon)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。)
9マナのソーサリーなので、ストームを稼ぐのが大変である。これを使うには、早摘み/Early Harvestや煮えたぎる歌/Seething Songなどのマナ加速できる呪文を経由するなどの工夫が必要だろう。
一番最初に公開されたストーム持ちのカードである。このカードを一番に公開したのは、ストームの中でも一番危険性が薄いと判断されたからではないだろうか。実際、これがスカージで初登場したときはファンデッキに使われる程度だった。
しかし、時のらせんでタイムシフトカードとして再録された際は違った。同環境には煮えたぎる歌や睡蓮の花/Lotus Bloomといったストーム増加とマナ加速を兼ねるカード、そしてボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteや狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragonといった即座にダメージに直結するドラゴンが充実し、環境当初からこれをキーカードにしたドラゴンストームというデッキが大会でも活躍した。最終的に世界選手権06の優勝デッキに輝くまでになったのである。
そして1年後、形を変えて復活したドラゴンストームは世界選手権07にも嵐を巻き起こし、トップ4に2人を送り込む事に成功。すっかりカスレアのレッテルも払拭された感がある。「強いカード」などというものは環境やカード・プールによっていくらでも変化する、という好例だろう。
- 時のらせん再録時のテストプレイではコントロールデッキとの相性が悪かったためパワーレベル上問題ないと判断されたのだが、実際には万の眠り/Gigadrowseでの妨害から自分の動きを通すプランが採用され当初の想定以上の活躍を見せた[1]。
- モダンではそのマナ・コストの大きさが買われ、青単感染で猛火の群れ/Blazing Shoalの追加コストの餌として使われた。ソーサリーであるため、猛火の群れと同じく深遠の覗き見/Peer Through Depthsから引っ張ってこられるのが強み。