大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault

提供:MTG Wiki

2021年8月18日 (水) 22:41時点における124.246.248.245 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Disciple of the Vault / 大霊堂の信奉者 (黒)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

アーティファクトが1つ戦場からいずれかの墓地に置かれるたび、対戦相手1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーは1点のライフを失う」ことを選んでもよい。

1/1

アーティファクト墓地に置かれるたびに対戦相手1人から1点のライフを失わせるクリーチャー親和デッキキーカードの1つ。

大量にアーティファクトが存在するミラディン・ブロックならではのカードといえる。この手のカードらしく各プレイヤーライフ失うのが普通なのだが、こいつは一方的に失わせるやり手。

アーティファクトはそこらじゅうに存在したため、能力誘発には事欠かなかった。特に親和デッキにはアーティファクトを自ら墓地に落とす手段も豊富だったため、まるでアーティファクト1つを1ライフロスに変換できるかのように機能する。ただでさえ強力な電結の荒廃者/Arcbound Ravagerが、何か行動を起こすたびに本体から2点3点とライフを攻め立ててくるとあっては手が付けられない。

出た当初から悪い評判が多かったが、ついに2005年3月20日より、コモンクリーチャーとしては史上初めてスタンダード禁止カードに指定されることになった。2005年9月20日から、エクステンデッドでも禁止となり、さらに2006年3月20日から、ミラディン・ブロック構築でも禁止となる。本来クリーチャーは、他のパーマネントと比べて除去しやすいため禁止されにくい。それにもかかわらず、これだけ禁止措置が連発されるということはこのクリーチャーがどれだけ強力かを物語っていると言える。

  • しかし、公式ハンドブックでは「自分でアーティファクトを大量に展開し、それらを次々に破壊していくデッキなら出番があるだろうが、強そうに思えない」と評価されている。

しかしパウパーでは意外にも親和デッキでの採用率はそれほど高くない。エイトグ/Atogと組み合わせたときにが合ううえにより爆発力の高い投げ飛ばし/Flingティムールの激闘/Temur Battle Rageに立ち位置を奪われているようだ。

リミテッドでもアーティファクトが多い環境なのでダメージレースを仕掛けるならなかなか優秀。序盤に出れば3点〜5点は持っていってくれるだろう。

参考

MOBILE