ネオブランド
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ネオブランド (NeoBrand) は、灯争大戦参入後のモダン環境に存在する緑青コンボデッキ。デッキ名は新生化/Neoformとグリセルブランド/Griselbrandからであり、刻印/Brandからではない。
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概要
ピッチコストでアロサウルス乗り/Allosaurus Riderを唱え、新生化/Neoformか異界の進化/Eldritch Evolutionでグリセルブランド/Griselbrandを戦場に出す動きを中心とする。後はグリショールブランドと同じように、滋養の群れ/Nourishing Shoalでライフを回復しながらグリセルブランドの起動型能力でカードを引いていき、猿人の指導霊/Simian Spirit Guideのマナからエンドカードの突撃の地鳴り/Seismic Assault、もしくは魔力変/Manamorphoseを挟んでの研究室の偏執狂/Laboratory Maniacを唱えて勝利する。猿人の指導霊や絡み森の大長/Chancellor of the Tangleがゲーム開始時の手札にあれば1ターンキルも可能である。
グリショールブランドと違って墓地を経由しないため墓地対策が効かないという強みがある。また、実質2枚コンボながら、アロサウルス乗りは召喚士の契約/Summoner's Pactでサーチが可能、グリセルブランドは新生化と異界の進化のどちらで戦場に出してもよい、とそれぞれのコンボパーツがデッキに実質8枚ずつ入っているようなものなのでコンボの安定性も高い。全てのコンボパーツが緑で統一されているため、不要となった2枚目以降もアロサウルス乗りのピッチコストへ変えられる点もポイントである。
対戦相手にほぼ妨害をさせずに勝利できる可能性がある一方、対戦相手の妨害が刺さってしまうと非常に厳しい。Piotr Głogowskiはこのデッキを“ガラスの大砲”と表現している[1]。
- このデッキが最初に現れたのは、当時ロンドン・マリガンを試験導入していたMagic Onlineであった。バンクーバー・マリガンよりもコンボパーツを集めやすいルール下では猛威をふるい、徴用/Commandeerや撹乱する群れ/Disrupting Shoalをメインデッキから積むデッキや、ミラーマッチ対策のカードをメインデッキに投入する者まで現れた。