中村聡

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2020年8月29日 (土) 20:46時点におけるおくのすけ (トーク | 投稿記録)による版
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中村 聡(なかむら さとし)は、マジック黎明期から「業師」としてマジック界を支えてきた人物。NACの名前で親しまれる、日本でも有数の名プレイヤー

目次

概要

やたらが好きで無理やり他のデッキに緑をタッチすることもしばしば。

お茶目な帽子がチャームポイント。初めて参加した日本選手権でげん担ぎで被ったベレー帽がきっかけだとか。大会に出場するたびに奇抜な帽子をかぶっているため、海外勢からは「Hatman」の愛称で呼ばれている。ちなみに名付け親はChris Pikulaだそう。

お菓子消しゴムのカウンターもチャームポイント。

  • 海外の試合で「昨日と同じ帽子じゃないか!」とジャッジに怒られたことがある(勿論ジョークで)。
  • グランプリ札幌00決勝は袈裟姿の深田崇聖との対戦、その時の中村は魔法使いのような帽子を被っていたので、さながら「坊主vs道化師」という見た目的に色物対決と相成った。余談だが、会場に着いた時に同じ組み合わせで写真を写されていた。

デッキビルダーとしても一流で、アジア太平洋選手権98優勝時の「スパイクの誓い」は氏の代表作でもある。近年でもいまだ「新しい」デッキをトーナメントシーンに持ち込み、あっと言わせている。本人は「コピーデッキ恐怖症」等と冗談交じりで言うが、出場のたびに何かしら新しいデッキを構築し、そしてそれで毎回結果を残していくのだから凄い。そのデッキ構築力は海外でも知れ渡っており、氏が作るデッキを毎回仮想敵に入れているチームもあるとか。 2001年、アジア太平洋選手権01の決勝戦でPeter Chao斎藤友晴による賄賂行為が発生し、両選手と賄賂の翻訳として仲介したとして失格処分を受けている。

プレイヤーとして活躍する一方で、大学在学中より自らがデザインしたカードゲームを商業ベースにのせ、30才を前にしてクリエイターとして生きるべく銀行を退職し、平成13年にカードゲームのシステムデザインの事務所『遊宝洞』を設立、今日に至るまで数多くのゲームの設計を担当している。

RPGマガジンでは、鶴田慶之とタッグを組み「免許皆伝」を執筆した他、1枚のカードに焦点を当てた「日替定食」もある。

  • ライター活動も行っており、中村聡のマジック:ザ・ギャザリング五輪の書をはじめ(マジックに限らず)いくつかの著書がある。
  • 代表作のひとつとして、ブロッコリー発売のトレーディング・カードゲーム「ディメンション・ゼロ」がある。現在はともかく、発売直後に「緑」が非常に強くデザインされていたのは、マジックにて冷遇され続けてきたフェイバリットカラーの意趣返しだったのだろうか。
  • 同じくブシロード発売のTCG「ヴァイスシュヴァルツ」も彼によるデザイン。08年から登場した比較的新しいTCGだが、日本国内での売り上げは「ディメンション・ゼロ」はおろか「MTG」「ガンダムウォー」をも超える規模と化した。
  • 2011年からはブシロード発売のTCG「カードファイト!!ヴァンガード」のデザインも担当、CMにもタレントのDAIGOと共に出演している。(全国大会篇)
  • 落とし格子/Portcullis中休み/Respite暗黒の凱歌/Dark Triumphなど一枚のカードにやられたエピソードが多い。
  • かつてマジックを扱っていた漫画「デュエル・マスターズ」では、テクニカルアドバイザーとして執筆に協力していた。
    • 同漫画には彼をモデルにしたキャラクター「NAC」が登場し、主人公の師匠・アドバイザー的役割を担っている。また、漫画がデュエル・マスターズに移行した後、一回だけ「あらゆるTCGの大会を制している業師・中村」という帽子を被った男性が(NACとは別人として)登場している。
    • 「NAC」の名は、同時期のコロコロコミックで活躍していた、ハイパーヨーヨーの中村名人(中村謙一)と区別をつけるためであったという[1]

おもな戦績

プロツアー

グランプリ

その他

代表的なデッキ

参考

注釈

  1. [1]
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