狂気の祭壇/Altar of Dementia

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石臼/Millstoneのバリエーション。起動コストにクリーチャーの生け贄が必要になる。

ビートダウンではライブラリー破壊の意味が薄く、コントロールではクリーチャーを用意しにくく、と中途半端。

その一方でマナもタップもなしに対戦相手のライブラリーを墓地に送れる性質を利用し、無限ループ系のコンボデッキで使われることが多かった。特に赤を入れにくいデッキではゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentよりも使いやすい。これを使った有名なデッキには玉虫アルターがあり、デッキ名の由来にもなっている。それ以外にダンシング・ドレイクにも使われた他、墓石の階段/Tombstone Stairwellとも相性がよい。

また、自分の墓地を肥やすのにも使える。自分がコントロールしているクリーチャーを墓地に送れることから、生け贄シナジーがあるデッキとも相性が良い。モダンホライゾンで再録されてからは、さっそくモダンのブリッジヴァインに投入され活躍している。特に同セットに収録された甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolisとの相性は非常に良く、ホガークの探査コストをこのカードの墓地肥やしでまかなう事ができ、同時に黄泉からの橋/Bridge from Belowがあれば召集のタネも用意できる。それらのカードが手札や墓地に無くとも、このカードで墓地に送り込むこともできる。さらに大量に並んだゾンビ・トークンを生け贄にして、対戦相手のライブラリーアウトを狙うことで多角的な攻め方ができるため、同デッキを大幅に強化した。

• 生け贄に捧げるクリーチャーのパワーが0では意味がないので、永劫の輪廻/Enduring Renewalとのコンボでは使えなかったが、メムナイト/Memniteの登場でそれも可能となった。
• 戦線維持/Hold the Lineで奇襲的に数十枚削ることも可能。
• 現在なら発掘と組み合わせることもできるだろう。

参考

• ライブラリー破壊カード
• カード個別評価：テンペスト - レア
• カード個別評価：モダンホライゾン - レア
• カード個別評価：コンスピラシー - レア