約束の終焉/Finale of Promise
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赤の終焉は墓地のインスタントとソーサリーを最大1枚ずつ唱える。X=10以上でさらにそれぞれを2回コピー、つまり合計3回ずつになる。
3マナで1マナ呪文2枚、4マナで2マナ呪文2枚を唱えられるため、X呪文としてはかなりコスト・パフォーマンスが良い。適正なマナ・コストかつ状況に合うインスタントとソーサリーの両方を落としておく手間も踏まえると、むしろ小さいXで唱える前提で扱うのに適していると言える。
1枚で3枚の呪文を唱える=弧光のフェニックス/Arclight Phoenixの復活条件を満たすことができるため、スタンダードではイゼット・フェニックスで採用されている。
ルール
- このカードで指定して唱える呪文は、王神の立像/God-Pharaoh's Statueなどの「コストを増加させる能力」や、時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerなどの「唱えるタイミングを制限する能力」の影響を受ける。
- 前者の場合、このカードも含めて3回唱えることになるので追加で合計6マナ支払わなければ完全な効果を得られない。追加で支払うマナが2マナならほぼ無意味、4マナなら指定した2枚のうちどちらか1枚だけを唱えることが可能になる。
- 後者の場合は指定した呪文のどちらも唱えることができない。「呪文の解決中」はソーサリー・タイミングではないからである。
開発秘話
開発段階では墓地の呪文をコピーする効果であったが、弧光のフェニックスとのコンボを可能にするために唱える効果に変更された[1]。
- イラストはニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Rebornと同じく、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzetの復活を描いている。ただしMark Rosewaterのコラムでは誤って「ボーラス/Bolasが古呪/The Elderspellを唱えたところ」と書かれていた[2]。のちに英文では訂正されたが[3]、これは日本語訳には反映されていない。
関連カード
サイクル
灯争大戦の終焉サイクル。マナ・コストにXを含むソーサリーで、Xが10以上だとボーナスが得られる。いずれも神話レア。
- 栄光の終焉/Finale of Glory
- 啓示の終焉/Finale of Revelation
- 永遠の終焉/Finale of Eternity
- 約束の終焉/Finale of Promise
- 破滅の終焉/Finale of Devastation
カード名は破滅の刻の刻サイクルと対応しており、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに抵抗する者たちの様子が描かれている。
脚注
- ↑ First Look: War of the Spark Future Future League/第一印象:『灯争大戦』フューチャー・フューチャー・リーグ(Play Design 2019年5月17日 Andrew Brown著)
- ↑ War Games/大戦のゲーム(Making Magic 2019年4月22日 Mark Rosewater著)
- ↑ In your recent article "war games" you said that...(Blogatog 2019年4月22日)