暗殺者
提供:MTG Wiki
暗殺者/Assassinは、クリーチャー・タイプの1つ。特定の人物を秘密裏に殺害する職業。総数は少ないが、リミテッド・エディションの時代から存在する由緒正しいクリーチャー・タイプである。
クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
(T):タップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
1/1クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
先制攻撃
ネクラタルが戦場に出たとき、アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
接死、速攻
マルチェッサ女王が戦場に出たとき、あなたが統治者になる。
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手が統治者であった場合、接死と速攻を持つ黒の1/1の暗殺者(Assassin)クリーチャー・トークンを1体生成する。
初出はリミテッド・エディションの凄腕の暗殺者/Royal Assassinだが、その後はカード名に暗殺者を含むカードはあってもクリーチャー・タイプとして暗殺者を持つカードは殆ど登場しなかった。2007年9月サブタイプ変更によってそれらに暗殺者のタイプが追加され職業として確立された。
色は黒単色か黒を含む多色がほとんどだが、青単色や赤単色のものも少数いる。緑を含む暗殺者は存在しない。
ほとんどは名前にたがわず(条件付きのことも多いが)除去やそれに類する能力(接死など)を持っている事が多い。除去能力を持たないものも存在するが、例えばスークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassinは毒殺専門の暗殺者、ザスリッドの隠し刃/Xathrid Slybladeは隠密性重視の暗殺者など、何らかの形で暗殺者としてのイメージが表現されている。
P/Tを強化するロードは存在しないが、墓地の暗殺者カードをコストにクリーチャー除去を行える傷刃の精鋭/Scarblade Eliteがモーニングタイドに収録されている。
暗殺者・トークンを生成するカードに見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseenとマルチェッサ女王/Queen Marchesaが存在する。
伝説の暗殺者はラヴニカのギルド現在6体存在する(「伝説の(Legendary)・暗殺者(Assassin)」でWHISPER検索)。
- いかにも暗殺者という外見のクリーチャーが多い一方、マルチェッサ女王/Queen Marchesaやスラクジムンダール/Thraximundarといった暗殺者にしては派手な見た目のものも少なからず存在している。一見、暗殺者には向いてない外見や立場に思えるが、暗殺とは暗所で密かに殺すという意味ではなく、政治的、主教的、実利的な理由の為に要人を殺害する行為全般を指す。したがって真昼間の殺害や派手な爆破テロのような行為でも、計画性があれば暗殺として扱われるので暗殺者という呼称は間違っているわけではない。
- 暗殺者に属するクリーチャーは背後に暗殺を指示する人物やある目的があって殺害を指示している存在や依頼する組織などが背後にいる場合も多い。