巨人
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巨人/Giantとは、クリーチャー・タイプの1つ。巨大な人型生物。
初出はリミテッド・エディション。ローウィン・ブロックでは主要部族の1つとされた。
主に赤、次いで白に多く存在する。その名の通り、人間やその他の亜人種族に比べてはるかに大きなサイズを持ち、マナ・コストも殆どが4~8マナ圏と重い。能力も「力任せ」という感じのものが多く、バニラやフレンチ・バニラも少なくない。そのため主な出番はリミテッドという印象が強い種族であったが、基本セット2011のタイタン・サイクルは構築の一線で活躍した。
初期のものは中堅クリーチャーが主であったが、基本セット2010ごろからは大型クリーチャー枠として扱われている。これは、人間よりは大きいが巨人ほどではない体躯の種族(例えばミノタウルスやロクソドンなど)が存在することから、巨人をより大型の種族へと格上げしたためである[1][2]。
ロードは暁の君主/Sunrise Sovereign。ローウィンでは部族カードが多数収録され、コストを軽減してくれる臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevilや専用の土地である古の円形劇場/Ancient Amphitheaterがある。
巨人・トークンを生成するカードにはタイタンの契約/Pact of the Titan、反目殺しの評決/Feudkiller's Verdictなどがある。(→トークン一覧)
伝説の巨人はバトルボンド現在、10体存在する(「伝説の(Legendary)・巨人(Giant)」でWHISPER検索)。
- 巨人に変化したり変化させたりするカードはオパールのタイタン/Opal Titan、老いざる歩哨/Ageless Sentinels、フォライアスのトーテム像/Foriysian Totem、古きものの目覚め/Awaken the Ancientがある。
- 一時期オラクル変更によりサイクロプスが統合されていたが、再度のオラクル変更により一部が再び分離された。
- ギルドパクトでサイクロプスの腹音鳴らし/Borborygmosが登場したことと無関係ではないだろう。このときは、名前に「サイクロプス」と付くカードは放置されていたが順次オラクル変更でサイクロプスへと変わっていった。血まなこのサイクロプス/Bloodshot Cyclopsのように「巨人・サイクロプス」になったものもいる。
- 黒の巨人は同時にゾンビであるものが殆ど。
- 銀枠のChicken EggやWater Gun Balloon Gameのトークンも巨人であるが、これは「Giant」が「巨大な」という形容詞にも使えることを生かした言葉遊びである。テンプレート上、日本語訳されたとしたら「巨人」と訳されてしまうためわかりづらくなってしまうのは残念。
ストーリー
次元/Planeごとの特徴を記す。
- ローウィン/Lorwyn
- 極端な性格をしており、非常に知的な巨人も存在する。他種族に怒りや不作為から災いを与えることもあるし、いざこざの仲裁者になることもある。
- テーロス/Theros
- 大地そのものから生まれてくるテーロスの旧い種族。彼らは丘の上の古石や老木の根、大河のうねりや洞穴の暗闇からも力を授かる事ができる。
脚注
- ↑ M12 from the Inside, Part 2/基本セット2012の内部情報 その2(Savor The Flavor 2011年7月26日 Doug Beyer著)
- ↑ The Feedbackening 2011/フィードバック2011(Savor The Flavor 2011年8月16日 Doug Beyer著)
参考
- Tall Tales(Feature 2008年3月12日 Doug Beyer著)
- サブタイプ「巨人(Giant)」で検索
- 「巨人(Giant)」でテキスト検索
- クリーチャー・タイプ解説