サクり台
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サクり台(Sacrifice Outlets)は、起動型能力で自分のパーマネントを任意に生け贄に捧げることのできるカードを指す通称。「生け贄に捧げる」を俗に「サクる」と言うことに由来する。
Goblin Bombardment / ゴブリンの砲撃 (1)(赤)
エンチャント
エンチャント
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの砲撃はそれに1点のダメージを与える。
これらのカードは、基本的にはリソースの変換を行っているだけに過ぎず、その変換効率もさして高くないものがほとんど。漠然と使ってもアドバンテージには繋がりにくい。しかし、マジックにおいて「能動的に自分のパーマネントを生け贄に捧げることができる」という状況は、それだけで多くの利点を生む。PIG能力(死亡誘発)を任意のタイミングで使用する、墓地から使える能力を持つカードを墓地送りにする、一時的なコントロール奪取と組み合わせて除去として使う、対象を取る呪文を立ち消えさせるなど様々な副次効果が期待でき、本来の能力と合わせることで非常に応用性が高くなる。また、マナやタップを必要とせず何度も起動できるものはコンボのパーツになったり、そうでなくても取り回しに優れるものは何かと重宝される事が多い。実際にトーナメントレベルでデッキの中心として活躍したカードも数多く存在する(下記参照)。
代表的なカードと亜種(運用法)
- Zuran Orb - 生け贄をライフに変換する系統とその亜種(ズーラン・バランスなど)
- アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar - 生け贄をマナに変換する系統とその亜種(キメラなど)
- ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment - 生け贄を火力に変換する系統とその亜種(ナチュラルデスなど)
- ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul - クリーチャーの生け贄をパンプアップに変換する系統とその亜種(レクターグールなど)
- 冥府への貢ぎ物/Infernal Tribute - 生け贄を手札に変換する系統とその亜種(グレーター・ギフトなど)
- 臓物の予見者/Viscera Seer - 自軍クリーチャーを連続で死亡させ続ける事自体が主眼のもの(無限頑強など)