極上の大天使/Exquisite Archangel

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2017年5月29日 (月) 23:27時点における河川 (トーク | 投稿記録)による版
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Exquisite Archangel / 極上の大天使 (5)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行
あなたがゲームに敗北するなら、代わりに、極上の大天使を追放し、あなたのライフ総量はあなたの初期ライフ総量と等しい値になる。

5/5

死者の鏡/Lich's Mirrorのように敗北置換してくれる天使。代償としてこれ自身が追放される。

敗北置換の能力を死者の鏡と比較すると、他のパーマネントを巻き込まないため立て直しがしやすい点、「20点」ではなく「初期ライフ総量と等しい値」になるので双頭巨人戦統率者戦では得られるライフがより多い点で勝り、手札を補充できない点、追放されるため一度きりしか効果を発揮できない点、ライブラリー修復ができないためライブラリーアウトに対してはその場しのぎにしかならない点で劣る。

あなたが敗北しない限り置物である死者の鏡に比べ、こちらは本体が5/5飛行フィニッシャー並のサイズであり、状況によってはそのまま対戦相手殴り続けて勝つこともできる。一方でが限定されている上に2マナ重くなり、かなり唱えづらくなった。7マナという重さでは敗北までに間に合うかどうかかなり怪しい。しかも何とか間に合っても、除去耐性のないクリーチャーであるためあっさり除去されてそのまま敗北させられかねない。一方クリーチャーになったことでリアニメイトしやすくなった一面もあるので、そういったデッキにお守りとして挿すことも考えられる。ただしその場合、登場時点のスタンダードでは同じサイズで1マナ軽い上に戦場に出さえすれば(条件次第で)回復と戦力増強ができる保護者、リンヴァーラ/Linvala, the Preserverがライバルとなる。

  • 無許可の分解/Unlicensed Disintegrationとは相性最悪。下記のルールの例と違い、まず極上の大天使が破壊されて戦場からいなくなってから本体にダメージが与えられるため、それでライフが0以下になった場合、敗北を置換してくれない。構築環境で無許可の分解が盛んに使われているのは大きな逆風である。

ルール

敗北を置換する効果に関するルールは、死者の鏡/Lich's Mirrorも参照。

  • 巨人の陥落/Fall of the Titansなどにより、プレイヤーのライフを0以下にするダメージと、極上の大天使に対する致死ダメージが同時に与えられた場合、次の状況起因処理でこれの破壊と追放が同時に起きるため、これのコントローラーが墓地に置くか追放領域に置くかを選ぶ(CR:400.6)。これが選ばれた領域に移動するのと同時に、ライフが初期値に戻る。
  • あなたが極上の大天使を2体以上コントロールしている状態で敗北するなら、あなたはどの極上の大天使の効果を適用するかを選ぶ。敗北が置換された後では、残りの極上の大天使の効果は適用されない。
  • 双頭巨人戦では、極上の大天使の能力によりチーム共用ライフがチームの初期ライフ総量(通常30点)と等しくなるが、ライフを得たり失ったりするのはあなたのみである。

参考

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