戦争と平和の剣/Sword of War and Peace
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赤白対応版の剣。誘発型能力は、突然の衝撃/Sudden Impact+ライフ回復量が半分になったジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom。
干渉するのがお互いのライフのみであるため、直接的なカード・アドバンテージやボード・アドバンテージを得ることは難しいが、そのぶん勝敗に直結した爆発力がある。サイクルの他の剣が、ある程度長期戦を意識したデッキで使いやすかったのに対し、こちらは短期決戦に向いていると言える。
また白と赤という単体除去に優れた両色へのプロテクションはそれだけでも十分有用。同時にブロッカー(特に同時期のスタンダードで幅を利かせる戦隊の鷹/Squadron Hawkや未練ある魂/Lingering Soulsなどからのスピリット・トークン)を突破できるのも重要な利点。
ミラディンの傷跡ブロックの3本の剣の中で唯一のプロテクション(白)であると同時に、周辺メタゲーム上で白いデッキが目立つ環境であることから、常に高めの使用率を誇っている。
- 言うまでもなく、石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticや戦隊の鷹/Squadron Hawkとは相性抜群。(→Caw-Blade)
- さらに、鷹の「手札水増し」能力ともシナジーがある。自分が使う鷹はベストパートナーになる一方、相手が使う鷹に対しては強力なアンチカードになる。
- 同ブロックにある2枚の剣では、プレインズウォーカーを攻撃する場合は能力の誘発を諦めなければならなかったが、この剣は対戦相手本体を攻撃しつつ、プレインズウォーカーにもダメージを与えることができる。
- 近年は白にも単体強化が目立ってきたため、プロテクション(白)が邪魔になることもありえる。特に白ウィニーにおいては、基本セット2012で登場した天使の運命/Angelic Destinyと若干相性が悪い点に注意が必要。
関連カード
サイクル
剣のメガ・サイクル。装備したクリーチャーに+2/+2の修整を及ぼすとともに、2色に対するプロテクションを付与する。また装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、対応する2色をイメージした効果を発生させる誘発型能力を持つ。
- 肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(緑青)
- 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(黒緑)
- 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(赤白)
参考
- 壁紙 (WotC,十五段目)
- シングルカードストラテジー:《戦争と平和の剣》(日本語版公式、文:渡辺雄也)
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ミラディン陣営 - 神話レア
- Kaladesh Inventions