剥奪/Deprive

提供:MTG Wiki

2016年11月12日 (土) 09:15時点における125.15.58.139 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Deprive / 剥奪 (青)(青)
インスタント

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたがコントロールする土地1つをオーナーの手札に戻す。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


使い魔の策略/Familiar's Ruseを髣髴とさせる打ち消し呪文追加コストとして手札戻すのが土地であるため、追加コストが支払えず腐るという状況がほとんど無く、使い勝手は向上している。

とはいえ、土地を積極的に伸ばしたい低速デッキにとってはテンポの損失になるため痛手である。スタンダードでは序盤はマナ漏出/Mana Leak、終盤は取り消し/Cancelの方がよいが、カウンター合戦など複数の呪文を撃つ場面では取り消しに勝ることも。青黒及び青白コントロールのカウンター候補の一つだが、複数枚引くと辛いため、採用される場合も1、2枚に抑えられることが多い。Pauper青単では5枚目以降の対抗呪文として採用されることがある。

近年高速コンボデッキの隆盛による環境の高速化が著しいモダンにおいても、コントロールデッキで徐々に採用率が上がっている。先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbingerを採用したジェスカイコントロールでは、取り回しが重い謎めいた命令/Cryptic Commandよりも序盤から一部の高速コンボを見れ、いつ引いても対抗呪文/Counter Spellとして振る舞えるこちらが優先される場合もある。デメリットである追加コストもナヒリや僻地の灯台/Desolate Lighthouseルーター能力の種にする事ができるため、実質手札を1枚増やしていると言えなくもない。

参考

MOBILE