雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite

提供:MTG Wiki

2016年5月16日 (月) 14:40時点における114.145.180.26 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Thundermaw Hellkite / 雷口のヘルカイト (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
雷口のヘルカイトが戦場に出たとき、それはあなたの対戦相手がコントロールする飛行を持つ各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。それらのクリーチャーをタップする。

5/5

飛行速攻に加え、飛行クリーチャーへのダメージタップさせるCIP能力を持つドラゴン

一線級のマナレシオにメリット能力が3つ、しかもその3つの能力がよく噛み合っており、シンプルかつ強力な性能のパワーカードである。ビートダウンコントロールどちらのフィニッシャーにも適性のある優れたクリーチャー。

リミテッドでは当然強力。せいぜいダブルシンボルであること以外、弱い要素が一つも無い。

スタンダードの場合は、登場初期は環境が高速であり、しかも蒸気の絡みつき/Vapor Snag戦争と平和の剣/Sword of War and Peaceが蔓延していたため、ほとんど採用される機会はなかった。

ラヴニカへの回帰参入後は、環境が低速になるなどの変化があったため、を含むミッドレンジ系のデッキに頻繁に採用されることとなった。単純にダメージレースに強いことに加えて、未練ある魂/Lingering Soulsから生まれたスピリット・クリーチャー・トークンを(強化されていなければ)一掃できる他、修復の天使/Restoration Angelに一方的に打ち勝てる、対処の難しい鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Heronsに睨みが利くなど、同環境に存在する飛行戦力に軒並み対抗できる。それ以外にも、プレインズウォーカー除去しやすい性能であるなど、強みが多いことも高評価に拍車をかける。この時期には使いやすい赤の5マナ圏のカードが少なく、枠を争う相手が少なかったのも要因といえる。

その後再び環境が高速化したことで採用される機会が減少した時期もあったが、ドラゴンの迷路参入後は、復活の声/Voice of Resurgenceの登場と共に特にドムリナヤ系のデッキに採用される機会が増加した。復活の声/Voice of Resurgence戦場にあれば相手はインスタント・タイミング除去するのを躊躇するので戦闘ダメージが通りやすくなる。

  • ダメージが軽減されたり他のクリーチャーにダメージが移し変えられたりしても、対戦相手の飛行クリーチャーはタップされる。
  • 火山のドラゴン/Volcanic Dragonの立場がない。マナ・コストP/T、能力の全てにおいて勝る上位互換である。レアリティもさる事ながら、作られた時代の違いも大きいと考えられ、クリーチャーの質が向上していることを如実に表している。
  • 出したターンには実質的にブロックされない5/5速攻という意味で、サンダーメア/Thundermareにもよく似ている。こちらも相応に性能差がある。
  • 天使における悪斬の天使/Baneslayer Angelのようなドラゴンを作るという目標のため、強力なドラゴンの典型として作成された(参考)。
  • カード名は「雷光のヘルカイト」ではなく「雷のヘルカイト」である。デッキリスト記入の際などは誤記入に注意。
    • 現在のルールではこの程度のミスであればこのカードであると分かる為に懲罰の対象にはならない。ただし今後「雷光のヘルカイザー」のようなカードが作られた場合は、雷口の方を書き間違えたのか、ヘルカイザーの部分を書き間違えたのかが判別できない為にゲームロスの対象となり得る。やはりデッキリストは間違えないように提出すべき。

参考

MOBILE