殴打頭蓋/Batterskull
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+4/+4の修整を受けるとともに警戒と絆魂を持つ。
(3):殴打頭蓋をオーナーの手札に戻す。
装備(5)
神話レアの生体武器。重さと稀少度に見合った非常に強力な能力を備えている。
クリーチャーとして考えても5マナ4/4警戒絆魂+自身を手札に戻す能力と、かなりのコスト・パフォーマンス。アーティファクト除去を警戒して3マナ構え続けるのは厳しいが、細菌・トークンが除去されただけであるならば、後から装備品本体を戻して出し直せばトークンも復活する。もちろん他のクリーチャーがいるならば手札に戻さず装備するだけでフィニッシャーが居座り続ける。特に回避能力を持たないクリーチャーを主体にしたアグロに対する圧力は強烈で、即座に除去されなければ絆魂と警戒でダメージレースで大きく差を付けることができる。
しかし5マナの重さは無視できるものではなく、アーティファクトや装備品についての何らかのサポートが欲しいところ。その中でも特に石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticはこのカードをサーチできるだけでなく、わずか2マナで打ち消されることもなく戦場に出すことができる最高の相方で、3ターン目に戦場に出し4ターン目から攻撃開始。さらに手札と戦場を合計5マナで往復させることもできるようになる。
様々な環境で、石鍛冶の神秘家デッキに1枚挿しする形で使われる。スタンダードではすでにトップメタであったCaw-Bladeをさらに強化し、最終的に石鍛冶の神秘家のスタンダード・エクステンデッド・モダンでの禁止指定を招く一因となった。
また、無色かつ除去への耐性が高いことを買われ、石鍛冶の神秘家が禁止されているモダン環境でもミッドレンジやコントロールを中心にサイドボードから、あるいはメインデッキから数枚採用されることも。
レガシーにおいても通用する強さであり、登場以来石鍛冶の神秘家と共に白中心の様々なデッキで使われ続けている。
- 2014年のグランプリ参加者に新規イラスト版のプロモーション・カードが配布された(参考 )。
参考
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - 神話レア