セカンド・チャンス/Second Chance
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アップキープの開始時に自分のライフが5点以下だと、追加ターンを得られるエンチャント。
時間のねじれ/Time Warpよりだいぶ軽いが、上手くいってもかなりギリギリの状態での追加ターンとなる。また、任意性が無いため、せっかくターンを得てもドローして終わり、などということもある。
パーミッションのようなゆっくりしたデッキは、コントロールを確立するまでにある程度ライフが減るものだし、ライフが少なくても打ち消しで防御できるため適している。追加のターンは、フィニッシャーの召喚や、使い切れていなかったドローカードをアドバンテージに変換するのに使いたいところ。
逆にビートダウンでは、ライフが5点以下というのはかなり不利な状況であるため、追加のターンを得ても戦況が引っくり返るようなことは少ない。しかしコントロールデッキを相手にした場合なら、ペインランドなどでライフを調節して誘発させ、それによる追加の攻撃が決定打になることもあり得る。
誘発した後にバウンスして使いまわすことが可能であり、エターナルブルーの無限ターンのパーツとして利用された。1999年3月のエラッタ(#サイクル参照)によってこのコンボは封じられたが、2010年4月のオラクル更新で元のテキストに戻されたため、現在は使用可能である。他にも、航行長ハナ/Hanna, Ship's Navigatorやオームの頭蓋骨/Skull of Ormなどで何度も回収できる。
- 終了ステップごとにライフを5点にするドラゴン変化/Form of the Dragonとの相性は良い。今なら不朽の理想/Enduring Idealと組み合わせる手も考えられるが、オーバーキル感は否めない。
関連カード
サイクル
ウルザズ・レガシーの、条件を満たすとアップキープに能力が誘発するエンチャントのサイクル。
- 次元の崩壊/Planar Collapse
- セカンド・チャンス/Second Chance
- 狂気の瀬戸際/Brink of Madness
- さし迫った災難/Impending Disaster
- 中心部の防衛/Defense of the Heart
1999年3月に出されたエラッタで、誘発型能力の解決時に自身を生け贄に捧げた場合のみ効果が発生するように変更されていたが、2010年4月のオラクル更新で、印刷時の通り、能力の解決時に生け贄に捧げることに失敗しても効果が発生するように戻された。