タイニー・リーダーズ
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解説
「手軽に楽しめる統率者戦」というコンセプトで2013年に考案されたフォーマット。「使用カードは3マナ以下」という制限があるものの、デッキ総数が50枚で済む上にゲームもスピーディに進むので、統率者戦特有のカード資産差の問題やプレイ時間増長の問題が大きく緩和されている。
ルール
基本的なルールは統率者戦に準ずるが、以下にタイニー・リーダーズ特有のルールを記載する。
統率者戦の項も参照のこと。
構築ルール
統率者として点数で見たマナ・コストが3以下の伝説のクリーチャーを1枚選ぶ。
統率者の固有色ルールに従い、ハイランダー構成で点数で見たマナ・コストが3以下のカードのみで49枚のデッキを構築する。
ゲームルール
統率者ダメージのルールは適用しない。
2人対戦のマッチを行う場合、10枚のサイドボードの使用が認められている。ゲームとゲームの間にメインデッキのカードとサイドボードのカードを入れ替えることを選んでもよい。なお、統率者の変更は認められていない。
使用カード
ヴィンテージにおける禁止カード・制限カードに指定されている一部のカード、および点数で見たマナ・コストが4以上のカードは使用できない。また、以下の特例も存在する。
- 追加として以下のカードを禁止カードとする(2014年11月8日現在)。
- 相殺/Counterbalance
- 大地の知識/Earthcraft
- トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest
- ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter
- Karakas
- Mana Drain
- 金属細工師/Metalworker
- 精神錯乱/Mind Twist
- Mishra's Workshop
- 絵描きの召使い/Painter's Servant
- 頭蓋骨絞め/Skullclamp
- 露天鉱床/Strip Mine
- 適者生存/Survival of the Fittest
- 肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
- 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
- 以下の伝説のクリーチャー・カードは統率者に指定できない(2014年11月8日現在)。
分割カードは、両方の半分がどちらも3マナ以下であるもののみ使用できる。
- 例:火+氷/Fire+Iceは使用可能だが暴行+殴打/Assault+Batteryは使用不可。
参考
- MTG: Tiny Leaders
- Five Fun Formats You've (Probably) Never Heard Of/あなたが(たぶん)知らない5つのフォーマット(ReConstructed 2014年12月9日 Gavin Verhey著)
- Tiny Leaders, Big Fun/小さな指導者、大きな楽しみ(ReConstructed 2015年2月17日 Gavin Verhey著)
- 統率者戦
- 非公式フォーマット