謙虚な離反者/Humble Defector
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Humble Defector / 謙虚な離反者 (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
(T):対戦相手1人を対象とする。カードを2枚引く。そのプレイヤーは謙虚な離反者のコントロールを得る。あなたのターンの間にのみ起動できる。
2/1タップするだけで2枚もカードを引けるクリーチャー。ただしその後、対戦相手にこれのコントロールが渡ってしまう。
2マナ2/1と最低限のサイズを持ち、警戒を付与する呪文や能力との相性が良い。攻撃に参加しても対戦相手がブロックしたのを確認してから能力を起動すれば、リスクを最小限にできる。
キオーラの追随者/Kiora's Followerなどのアンタップ手段を利用して続けて2回起動すると、相手に利用されてもアドバンテージを得られる。龍爪のヤソヴァ/Yasova Dragonclawを利用しても、同様に1ターンの間に2回起動することができる。また、起動後にティムールの剣歯虎/Temur Sabertoothの能力で手札に戻してしまうのも面白い。
モダンでは欠片の双子で使われることがある。詐欺師の総督/Deceiver Exarchややっかい児/Pestermiteでアンタップすることで上記のようにアドバンテージを得られるほか、鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerで終了ステップに消滅するコピー・トークンを作り出すことで自分だけがドローし続けることもできる。
- これは元いた氏族/Clanを離れ、他の氏族に加わる者を表したトップダウン・デザインのカードである(参考/翻訳)。イラストには、頭を丸めてジェスカイ道/The Jeskai Wayの一員になろうとしている元マルドゥ族/The Mardu Hordeの人間が描かれている。
「お主はかつてマルドゥであった、故に体と意志は鍛えられている。これからはその精神を鍛えよう。」― ジェスカイの長老、フーン
ルール
- あなたのターンであれば、能力はインスタント・タイミングで起動することができる。
- 起動後に戦場を離れるなどして能力を解決する時点で謙虚な離反者をコントロールしていなかったとしても、カードは引ける。
- 多人数戦で謙虚な離反者をオーナー以外のプレイヤーがコントロールしていて、そのプレイヤーがゲームを離れた場合、謙虚な離反者はその時点でゲームに残っているプレイヤーの中でそれを最後にコントロールしていたプレイヤーのコントロール下に戻る。
参考
- Making a Defector a Patriot/裏切り者を愛国者に(Daily MTG、Serious Fun、文:Bruce Richard、訳:吉川祐輔)
- カード個別評価:運命再編 - アンコモン