地割れ/Fissure

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2014年8月7日 (木) 12:17時点における114.177.199.37 (トーク) - whois による版
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Fissure / 地割れ (3)(赤)(赤)
インスタント

クリーチャー1体か土地1つを対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


でのダメージ以外でのクリーチャー除去インスタント土地破壊、などといった点で珍しいカード。特に前者は第8版以降での色の役割整理の意味も含めて特殊といえる。

5マナ重いものの、多機能性もあって悪いカードではない。 リミテッドでは(基本的に除去として使うことになるが)充分に優秀。当時の構築でもステロイドなどが採用していた。

地割れと和訳されたこのカードは、そのカード名とイラストから、土地破壊の効果の部分が「土地に地割れを起こして破壊してしまう」「地割れによって大地が裂け、土地が破壊されてしまう」。クリーチャー除去の部分が「地割れに飲みこまれたクリーチャーは死んでしまう」「地割れによって生じた大地の割れ目に落ちたクリーチャーは死んでしまう」というイメージをプレイヤーに与えることだろう。しかしだからこそ、「恐れを感じないどころか、生きてすらいないハズのが、どうして恐怖/Terrorで死ぬのか?破壊されるのか?」というイメージ的な問題よろしく、このカードもまた「飛行能力を持っているクリーチャー(飛べるはず、飛んでいるはずのクリーチャー)が、どうして地割れによって死んでしまうのか?破壊されてしまうのか?」という、いわゆる”イメージ的につじつまが合わない矛盾”を抱えた。こうしたイメージ的な矛盾に対するツッコミは、海外のプレイヤーたち含め、初めて日本語に翻訳されたセットである第4版に触れた当時の日本人プレイヤーたちからも多く生じた。

  • このイメージ的な矛盾に対する擁護として、このカードの英名である『fissure』の英単語が「裂け目、割れ目、亀裂」という意味も持っていることを考えればよい。(※例えば、後のカードである時間の亀裂/Temporal Fissureは、”亀裂”と和訳されている。)つまり、多少苦しい解釈ではあるが、クリーチャーに対して「fissure」を唱える場合、「クリーチャー自身の体に割れ目や切れ目を生じさせて破壊する(殺す)のだ。」とイメージすればよい。こう考えれば、例えこの呪文の対象になったクリーチャーが飛行を持っていようが持っていなかろうが問題ない。加えて、再生を許さない点も「クリーチャーの体そのものに裂け目を生じさせて、引き裂いているから」とご都合解釈すればよいだろう。


参考

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