差し替えカード
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チェックリストカード/Checklist Cardとは両面カードをデッキに入れる際に用いる代わりのカードである。
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解説
非公開領域にある両面カードは、他のカードと区別が付かないようにしなければならない。そのため両面カードのオーナーは、完全に不透明なスリーブを用いるか、チェックリストカードで代用する必要がある。
チェックリストカードは、裏面は通常のマジックのカードと同じ「デッキマスター」デザインとなっており、表面には両面カードの昼の面の名前がリストアップされている。(参考)
イニストラードのブースターパックには、本来基本土地が封入されている枠に高確率でチェックリストカードが封入されている。
プレイヤーはチェックリストカードのチェック欄に印をつけて、それがどの両面カードの代わりかを示し、非公開領域にある両面カードの代わりとして使用する。チェックリストカードが公開領域に出る場合、代わりに対応する両面カードをその領域に出し、チェックリストカードは脇にどける。
ルール
- あなたは、自分が使用するチェックリストカード1枚ごとに、それが示す両面カードの実物1枚を持っていなければならない。その両面カードは、実際のデッキからは離れた場所に置いておくこと。トーナメントでは、両面カードはサイドボードと別々になっていなければならない。
- チェックリストカードは、それが両面カードを意味するとき以外、デッキ内に入れられない。
- チェックリストカードを使用する場合、デッキ中の全ての両面カードをチェックリストカードにしなくてはならない。
- チェックリストカードのチェック欄は、それが意味する両面カード1つの分しかチェックしてはいけない。
- チェックリストカードを使う場合でも、スリーブを使ってかまわない。
- ゲーム中、チェックリストカードはそれが表わす両面カードであるとみなされる。例えば、あなたの手札に苛まれし最下層民/Tormented Pariahを意味するチェックリストカードがあり、対戦相手が蔑み/Despiseを唱えたとする。そのチェックリストカードはクリーチャー・カードであり、対戦相手はそのチェックリストカードを選んで捨てさせることができる。
- チェックリストカードが公開領域(スタック、戦場、墓地、裏向きに追放されている場合を除く追放領域)に入ったら、ただちにその両面カードを使用し、そのチェックリストカードは脇に置く。両面カードが非公開領域(手札やライブラリー)に入ったら、再びチェックリストカードを使用する。
- 両面カードが裏向きに追放されている場合、チェックリストカードを使用し、それが何であるかを隠したままにする。
- チェックリストカードはプロキシではない。
- 両面カードを用いるリミテッドでチェックリストカードが不足してしまうならばジャッジに言えばチェックリストカードかプロキシを都合してもらえる。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 711 Lv系カード
- 711.1 各Lv系カードは、横方向に分割された文章欄と3つのパワー/タフネス枠を持つ。Lv系カードの文章欄は、2つのLvシンボルを含んでいる。
- 711.2 Lvシンボルは、常在型能力を表すキーワード能力である。Lvシンボルは数の範囲(「N1-N2」など)か、あるいは数字1つとプラス記号(「N3+」など)を含む。Lvシンボルと同じ横縞に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。その横縞に書かれているパワー/タフネスの書かれた箱も同じである。
- 711.3 横方向に分割された文章欄は、どのLvシンボルと能力やパワー/タフネスが対応しているかを明確にする以外に、ゲーム上の意味はない。Lv系カードの文章欄自体は1つである。
- 711.4 Lv系カードの各能力のうち、Lvシンボルが前に無い部分の能力は、通常通り扱う。特に、各Lv系パーマネントは常にLvアップ 能力(rule 702.87 参照)を持つ。これは、そのパーマネントにLvカウンターがいくつ乗っていても起動できる。
- 711.5 Lv系クリーチャーの上のLvカウンターの数がN1({Lv N1-N2}シンボルに記載されている最初の数)未満である場合、そのパワーとタフネスは最も上のパワー/タフネス枠で規定される。
- 711.6 戦場以外の各領域では、Lv系カードは最も上のパワー/タフネス枠で規定されるパワーとタフネスを持つ。
- 711.7 エンチャントの中に、クラスというサブタイプを持ち、自身にクラス・レベルを与える能力を持つものがある。これらはLvアップ 能力ではなく、クラス・レベルはLvカウンターと相互作用しない。rule 716〔クラス・カード〕参照。
- 711 Lv系カード