魔女エンジン/Witch Engine

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Witch Engine / 魔女エンジン (5)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)

沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
(T):(黒)(黒)(黒)(黒)を加える。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、魔女エンジンのコントロールを得る。(起動はインスタントとしてのみ行う。)

4/4

4点もの黒マナを得る能力を持つクリーチャー。ただし能力を使うと対戦相手に4/4の、しかもほぼ確実に厄介になるであろう渡りクリーチャーが行ってしまう。

そのリスクを省みずに(すでに6マナを得ていて)さらにマナ加速したい状況というのはとどめの魂の消耗/Consume Spirit(同時代で言うと生命吸収/Drain Life)を撃ちたい時くらいだろうか。あるいは疫病風/Plague Wind強行軍/Forced Marchなど、マナのかかる全体除去という手も無いではないが、わざわざ重いクリーチャー1体を消費してやることでもないだろう。

沼渡りのほうに活路を見出したいところだが、それにしても6マナはあまりに重いので構築ではサイドボード要員といったところか。

リミテッドならば、渡りは非常に有効であり、サイズも悪くはないのでフィニッシャーとして使える。

ストーリー

魔女エンジン/Witch Engineは、女性の胴体にひょろ長い機械の手足を組み合わせたアンバランスな姿のファイレクシア/Phyrexia人(イラスト遠くにシルエット奥に下手に)。

カード化はウルザズ・サーガの時代(65AR~3346AR)だが、インベイジョン・ブロック小説3部作(InvasionPlaneshiftApocalypse)を参照すると、4205ARドミナリア/Dominaria侵攻軍に、この魔女エンジンが多数含まれていることが分かる。敗走したサーボ・タヴォーク/Tsabo Tavocが、ラース/Rathクロウヴァクス/Crovaxに魔女エンジンの損失を責められる場面も。

その遙かな未来、新ファイレクシア/New Phyrexiaにも存在しており、侵食されたミラディン/Mirrodinの核でヴェンセール/Venserらに目撃された(参照)。ファイレクシアの大男/Phyrexian Hulkと同じく、ファイレクシアの油/Phyrexian oilに含まれた過去の情報から生み出されたと考えられる。

参考

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