スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf
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緑マナを生み出す能力と、マナを白マナか赤マナに変えるマナフィルター能力を持つマナ・クリーチャー。このマナフィルター能力はコストにタップ・シンボルを含まないため、1ターンに何度でも起動でき、召喚酔いにも影響されない。
これがいれば緑単デッキでもボール・ライトニング/Ball Lightningや曙光の精霊/Dawn Elementalといった他色の色拘束の強いカードを唱えることができる。
リミテッドでは1/1クリーチャーながら、時に非常に大きな働きをすることも。色マナに不自由しなくなるため、赤のパンプアップ能力が自由自在に使用でき、白に多い3~5マナ域の、優秀なダブルシンボルのクリーチャーも安定して召喚できるのである。
- マナフィルター能力を持つエルフであることから「フィルターエルフ」と呼ばれることもある。
- 下位互換にアニマのドルイド/Druid of the Animaがある。
ルール
これとアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarだけでボール・ライトニングを唱えることができる。以下はその具体的な手順である。なお、これらはすべてマナ能力なので、ボール・ライトニングを唱え始めてからでもこの手順の実行は可能である。(CR:601.2f)
- スカイシュラウドのエルフから(緑)を出し、それをフィルター能力で(赤)にする。
- フィルター能力の起動を宣言する。コストにマナを含むので、コスト支払い直前にマナ能力起動の機会を得る。
- マナ能力であるフィルター能力のプレイをもう1回宣言する。コストにマナを含むので、コスト支払い直前にマナ能力起動の機会を得る。
- マナ能力であるアシュノッドの供犠台の能力をプレイ。コストとしてスカイシュラウドのエルフを生け贄に捧げ、(2)を得る。
- 3のコストに(1)を支払い、解決。(赤)を得る。
- 2のコストに(1)を支払い、解決。(赤)を得る。
- 1,5,6で(赤)(赤)(赤)がマナ・プールにあるので、それをコストにボール・ライトニングを唱える。
- もちろん、これはマナ能力だからこそできる芸当である。フィルター能力自身がマナ能力である点がポイント。