苔男/Lichenthrope
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数々の優良コモンがひしめくビジョンズの中でもトップクラスのカスレア。
あまりにも弱いので、テキスト欄で何かの文章が脱落している印刷ミスカードではないかという噂まであった。
5マナで5/5は、当時としては確かに大きめだった。 だが、いわば「ダメージが蓄積されてしまう」ようなデメリットのため、その大きさが生かしきれず、結果的に使われることはなかったのである。
- デメリットの分、後にスターターで作られたシルバーバック/Silverback Apeの完全下位互換といえる。
シルバーバックは、これと同コスト・同サイズでアンコモン・デメリットなし。
- 仮に5/5クリーチャーをブロックして、このクリーチャーに巨大化/Giant Growthを使って倒した場合、ターン終了時に巨大化の修整が無くなり、-1/-1カウンターだけが残るため、苔男は死亡する。
- 魔力の導管/Power Conduitが出たおかげで、少しはカジュアルデッキに使えるようになった。
- かつては『苔男』という独自のクリーチャー・タイプを持っていたが、Oracle変更により、植物・ファンガスの仲間となった。
- 実は、幻影クリーチャーの発想の元となったカード。
- 「のりおとこ」ではない。こけおとこ。英語名はライカンスロープ(Lycanthrope)のもじりである。