死の国からの救出/Rescue from the Underworld

提供:MTG Wiki

2013年9月20日 (金) 01:27時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Rescue from the Underworld / 死の国からの救出 (4)(黒)
インスタント

この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたの次のアップキープの開始時に、そのカードと生け贄に捧げられたカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。死の国からの救出を追放する。


トップダウン・デザインリアニメイト呪文。最初に現世(戦場)のクリーチャーを死の国(墓地)に送らなければならないが、次の自分アップキープに、そのクリーチャーが死の国のクリーチャーを救出して共に現世に帰ってくる。

フィニッシャーマナ・コストを踏み倒す手段としては、別途クリーチャーが必要なことや、5マナ重い上にタイムラグがあることから、いまいち使いづらい。ただし数少ないインスタント・タイミングのリアニメイト手段であるため、世界棘のワーム/Worldspine Wurmなどを戦場に出すことができるという利点はある。

クリーチャーを除去から一時的に避難させたり、擬似除去オーラはずしたり、CIP能力を再誘発させたりといった、解放/Liberateのような利用法も考えられる。5マナでブリンク効果に加えてリアニメイト効果も得られるのは強力だが、墓地と戦場両方にクリーチャーがいないと唱えられないため腐りやすいのは難点。

スタンダードでは、メインデッキから使われる墓地対策である漁る軟泥/Scavenging Oozeの存在が大きな逆風と言える。

ルール

  • 呪文を唱える際には、対象を宣言した後で追加コストを含む総コスト支払う。したがって、死の国からの救出の追加コストで生け贄に捧げたクリーチャーを、同じ死の国からの救出の対象にすることはできない。
  • 死の国からの救出の解決時に、まず遅延誘発型能力を生成し、続いて死の国からの救出をスタックから追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、その遅延誘発型能力が誘発してスタックに置かれ、解決されて2体のクリーチャーが戦場に戻る
    • ルール文章はクリーチャーを戦場に戻し、続いて(通常は墓地にある)死の国からの救出を追放するようにも読めてしまうが、そうではない。
  • 生け贄に捧げたクリーチャーが何らかの置換効果によって墓地でない公開領域に置かれた場合でも、遅延誘発型能力の解決時にそれは戦場に戻る。
    • 例1:エレボスの鞭/Whip of Erebosでリアニメイトしたクリーチャーを生け贄に捧げた場合、それは追放されるが、追放領域から戦場に戻る。
    • 例2:統率者戦統率者を生け贄に捧げ、統率領域に置くことを選択した場合、それは統率領域から戦場に戻る。
  • 遅延誘発型能力の解決時に、生け贄に捧げたクリーチャーが墓地(または置換効果によって置かれた領域)から離れていた場合、それは戦場に戻らないが、対象としたクリーチャーは戻る。
    • クリーチャー・トークンを生け贄に捧げた場合、それは消滅し戦場に戻らないが、対象としたクリーチャーは戻る。
  • 遅延誘発型能力の解決時に、対象としたクリーチャーが墓地から離れていた場合、それは戦場に戻らないが、生け贄に捧げたクリーチャーは戻る。

参考

MOBILE