精鋭秘儀術師/Elite Arcanist

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追放したインスタントを何度も唱えられるウィザード。過去のカードでは等時の王笏/Isochron Scepterと良く似ている。

最大の強化点は追放するインスタントの点数で見たマナ・コストに制限がなくなったことで、様々なコンボが考えられる。インスタントのカードパワーは落ちてきているがそれでも好機/Opportunityのような派手な効果のものを追放して大きなアドバンテージを稼ぐ、あるいは沈黙/Silenceを追放してセプターチャントのようなこともできる。1マナの呪文なら等時の王笏より起動コストが少なくてすむのも強化点。

一方で除去耐性のない4マナ1/1とクリーチャーとしてのスペックは低く、軽量アーティファクトだった等時の王笏よりかなり脆いのが欠点。打ち消しや除去耐性を得る呪文を預けて自衛してもらうのが理想だが、速攻を付加しなければ能力が使えるようになるまでに1ターンの隙があるので、そこで除去されてしまう可能性も十分にある。上手く守りたい。

リミテッドでも除去や取り消し/Cancel、濃霧/Fogなど、組む相方によってはエンドカードに成り得る。

• ストリオン共鳴体/Strionic Resonatorで誘発型能力をコピーした場合、Xの値は追放したインスタントの点数で見たマナ・コストの合計になり、一度に唱えられるのは一枚だけ。

ルール

• 代替コストや唱える制限など基本的なルールは等時の王笏/Isochron Scepterを参照。
  • コピーのマナ・コストにXが含まれる場合、それは0になる。起動コストのXは唱えるコピーとは関係無い。
• 分割カードを追放している場合、起動コストは左右の点数で見たマナ・コストの合計となる（変化+点火/Turn+Burnなら3＋2で5マナ）。ただし唱えられるのはどちらか片方のみであり、融合も手札からではないので使うことはできない。

参考

• カード個別評価：基本セット2014 - レア