Ancestral Recall

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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Ancestral Recall (青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。


マジックの黎明期に存在した、最古期のサイクルカードでありパワー9の1つ。

マジック最初のセットと言うことで開発部が「コストのつけ方」や「カードドローすることの強さ」をよく判っていなかったのか、それともマジックがそこまで流行るとは思っていなくて適当に作ったのか、とにかくとんでもない強さの呪文。 マジックでは普通、通常のものより1マナでも軽ければ、それだけで非常に強力になりうる。 しかし、このカードは何故か適正なコストより3マナも4マナも軽い。 それ故に、パワー9の中でも屈指の力を誇る。

青の入っているヴィンテージデッキで、これが入っていないということはまずありえない。 むしろ、このカードを使うためにタッチにすることが往々にしてある。

  • 効果そのものは青の基本なのだが、やはり不当に強すぎる。
  • 当然のことながらドローカード中で最強、と思いきや、そうとも限らない。これを超えるドローカードとしてContract from Belowを挙げる人は多い。

ただ、そちらはアンティ関係であるのでヴィンテージですら禁止カード

より直接的なリメイク版としては祖先の幻視/Ancestral Visionが存在する。

1994年1月25日より、ヴィンテージ制限カードとなる。

  • 2005年8月20日の[Championship]では、勝者にMark Pooleが新たに描き下ろしたAncestral Recallの額が贈られた。

約12×15インチと巨大なカードは、このカードの知名度からも、実に優勝トロフィーにふさわしいといえるだろう。

ただ、この通称は同名のデッキができてからはあまり使われていない。

サイクル

1マナで3つ分の何かする、マジックで最初にデザインされたサイクルの1つ。5ブーンカード/5 Boon Card(恩恵カード)とも言う。

初期のものである為、それぞれのカードの力の差がとんでもない。 Ancestral Recall>暗黒の儀式=稲妻>巨大化>>治癒の軟膏 といった感じであり、Ancestral Recallと治癒の軟膏の力の差はすさまじい。 カードパワーに目をつぶるとどれも各色の特徴をよく表している。

興味深いのは、5ブーンカードで唯一のレアという事だ(他は全てコモン)。 レアリティで入手率を差別化する事によって、バランスをとろうと考えていたようだが、今となってはもはや笑い話である。

参考

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