ウルザのガラクタ/Urza's Bauble
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Urza's Bauble / ウルザのガラクタ (0)
アーティファクト
アーティファクト
(T),ウルザのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を無作為に1枚選んで見る。次のターンのアップキープの開始時に、あなたはカードを1枚引く。
対戦相手の手札を1枚だけ見る効果は、役立つことがないとは言わないが、基本的には意味がないおまけ程度のもの。主役はキャントリップのほうである。
時間差はあるものの、事実上の0マナ1ドローの効果であるわけで、デッキ圧縮効果はかなり高い。また軽量アーティファクトであるため、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyのためのアーティファクトの水増しなどにも用いられた。
- 考えようによっては、ライブラリーを56枚構成にできるようなカードといえる。即座に引くことはできないが、ゲームバランス的には無難な遅さと言っていいだろう。
- 「すべてのデッキに4枚ずつ投入されないために」このカードが調整された結果、アイスエイジのキャントリップは1ターン遅れることとなった。
- 仮に直ちに引けたとしても、マリガンの存在により、完全に56枚構成にできるカードとは言えない。ガラクタが何に置き換わるかを知ってからマリガンをするかを決められないためである。実際このカードも、マリガンを多用するデッキとはあまり相性が良くない。ライブラリー操作カードとの相性についても同じことが言える。
- 呪文として唱える必要があるが故の弊害も生じうる。直接打ち消されることは考えがたいが、虚空の杯/Chalice of the Voidや三なる宝球/Trinisphereなどで妨害される可能性がある。
- 手札をすべて捨てる黙示録/Apocalypseとは、抜群の相性を誇る。
- ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willとの相性も非常に良い。スタンダードのネクロディスクで使われたギミックである。
- 陰謀団式療法/Cabal Therapyなど、相手の手札を見る効果と相性がよいカードと組み合わせるとちょっとお得。
- 後にウルザ/Urzaの弟ミシュラ/Mishraが作ったと思われる、ミシュラのガラクタ/Mishra's Baubleが登場している。こちらはライブラリーの一番上を見ることができる。