ルビーのヒル/Ruby Leech
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赤のヒルは2マナ2/2にして先制攻撃。そして共通である、コスト増加のペナルティ能力持ち。
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解説
赤のウィニークリーチャーにはデメリット持ちも多いのだが、唱えるのに必要なコストが増えるようなデメリットは、非常に致命的であり受け入れがたい。赤は火力やクリーチャーによって高速でゲームを決めるのが基本だが、必要マナが増えることで低速化を招く。
何よりも、デメリットに見合わない性能であることが問題。たかだかパワー2の先制攻撃では簡単に止められてしまう。その上ヒルはゴブリンのようなメジャーなクリーチャー・タイプではないので、部族シナジーも期待できない。
スライやビートダウンでは使いたくないし、かと言ってバーンやコントロールのフィニッシャーにもならない。まさに紙と呼ばれても仕方がないカードである。
更にレアということが悪い評判に拍車をかけてしまい、当時のプレイヤーからも嫌がられた。結局カスレアの烙印を押され、今に至る。
似たコンセプトの優良クリーチャー
2マナ2/2の先制攻撃持ちに限定しても、いずれもダブルシンボルではあるが、以下のような優良クリーチャーが存在する。
- 血騎士/Blood Knight - プロテクション(白)持ち。アンコモン。
- 灰の盲信者/Ash Zealot - 速攻持ち。墓地から呪文を唱えたプレイヤーに3ダメージ。
関連カード
サイクル
インベイジョンのヒルサイクル。宝石の名を冠し、その色の呪文を唱えるためのコストが、色マナ1つ分多くなるデメリットを持つ。
- あられ石のヒル/Alabaster Leech
- サファイアのヒル/Sapphire Leech
- ざくろ石のヒル/Andradite Leech
- ルビーのヒル/Ruby Leech
- 翡翠のヒル/Jade Leech