トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
提供:MTG Wiki
マナが不要で一方の墓地のみに作用する大規模な墓地対策カード。
強力な墓地活用カードが多いエターナルではよく使われるカードである。また、時のらせんでタイムシフトカードとして再録されて以降、スタンダードではナルコブリッジ、エクステンデッドではフリゴリッドなどへの強烈な抑止力として活用されている。
- 以前のルール・テキストは、「墓地をゲームから取り除く」という表記だったため、マジックの初期の時代に、このカードは墓地と言う領域そのものを無くす効果だと思った人がいたらしい。当然、領域としての墓地にはなんら影響を与えることは無いが、わかりやすいように2009年1月30日のオラクル変更で「墓地のカードをすべてゲームから取り除く」と書き換えられた。
- コストに生け贄が含まれるため、複数回起動することはできない。そういう意味ではキャントリップ付きだったり継続的に使える大祖始の遺産/Relic of Progenitusの方が良い。「一度に大量に墓地だけリセット」というメリットと他のデメリットをよく考えて使い分けるべきだろう。
- 再録後は以前よりテキストがすっきりしている。
- 効く・効かないがはっきりしたカードなので、デッキに1枚挿しされ粗石の魔道士/Trinket Mageやトレイリア西部/Tolaria Westなどからサーチされることも多い。