巨森の蔦/Vines of Vastwood

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2012年3月12日 (月) 23:10時点における118.157.17.172 (トーク) - whois による版
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Vines of Vastwood / 巨森の蔦 (緑)
インスタント

キッカー(緑)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(緑)を支払ってもよい。)
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。この呪文がキッカーされているなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーは+4/+4の修整を受ける。


クリーチャー1体にターン終了時まで呪禁に似た効果を持たせるインスタント

キッカーするとさらに超巨大化/Monstrous Growthされ、岩石樹の祈り/Stonewood Invocationを思わせるものがある。通常は強化が主でさらに他の効果を追加するデザインのカードが多いため、やや特殊な印象を受ける。岩石樹の祈りと比べると、刹那を持たないため打ち消し対応して除去される可能性もあるが、こちらの呪文や能力の対象にすることはできるのでオーラ唱える際の隙を埋めるには丁度良いだろう。近年の重いクリーチャーには1ターン生き延びたらほぼ勝てるほどの強力なものも多いため、緑マナ1点で単体除去を避けられるのは嬉しい。

メインの効果は運命の回避/Avoid Fateの亜種なのだが、デッキに投入する際は、キッカーを前提とした巨大化/Giant Growth系の呪文として投入するとよいだろう。さまざまな危険からクリーチャーを柔軟に守れる良カードである。

  • 対象が自分がコントロールしているクリーチャーに限定されていないので、対戦相手のクリーチャーに使い、強化呪文やオーラなどを立ち消えさせることも可能。
    • もしルール文章が「そのクリーチャーは呪禁を持つ。」ならば、この使い方はできなくなる。このカードは「この呪文のコントローラーの対戦相手」を基準としているのに対し、呪禁は「呪禁を持つクリーチャーのコントローラーの対戦相手」を基準としているためである。挙動が変わってしまうことから、いわゆる一方通行能力が呪禁に変更された後でも、このカードは呪禁に変更されていない(→June 2011 Update Bulletin参照)。
    • レインジャーの悪知恵/Ranger's Guileと比べると、上記の点とキッカーが選択できる点で、柔軟性があり優れている。

参考

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