稀少度
提供:MTG Wiki
稀少度/Rarityとは、ブースターパックからのカードの出やすさのこと。カタカナ語でレアリティとも。この度合いの高い順(珍しい順)に神話レア・レア・アンコモン・コモンという4段階になっている。
稀少度が高いからといって必ずしも強力というわけではない。カスレアも多数存在するし、レア顔負けのコモンも存在する。
目次 |
基本セット
基本セット2010~基本セット2012
基本セット2010より、基本セットにも神話レアの段階が設けられた。構成は第10版から変化無し。
第10版
トークン・カードまたは豆知識カード1枚がおまけカードとして封入されるようになった。それにより、レア1枚・アンコモン3枚・コモン10枚・基本土地1枚・おまけカード1枚の16枚構成になった。
第7版~第9版
基本土地カード1枚が必ず収録されるようになった。このため、レア1枚・アンコモン3枚・コモン10枚・基本土地1枚の15枚構成になった。
第4版~第6版
基本土地カードがブースターパックに収録されなくなり、レア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚の15枚構成になった。
リバイズド以前
レア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚の15枚構成。しかし基本土地が各稀少度ごとに一定割合で収録されており、レアやアンコモンの枠に基本土地が入っている開封者泣かせのパックも…。
エキスパンション
イニストラード
基本土地の代わりにチェックリストカードが入ることがある。比率としては土地:リストで1:3となる。
- 時のらせんのタイムシフト枠と同様に両面カード枠の存在によって、1つのパックからFOILとあわせて3枚の神話レア・レアの組み合わせを得られる可能性がある。
アラーラの断片以降
アラーラの断片以降は新たな稀少度として神話レアが作られ、8パックに1つ、レアの代わりに封入される。また、基本セット同様ブースターパックにも基本土地が必ず収録されるようになった。それにより、レア(もしくは神話レア)1枚・アンコモン3枚・コモン10枚・基本土地1枚・おまけカード1枚の16枚構成になった。
ローウィン~イーブンタイド
第10版より採用されたおまけカード(トークン・カードまたは豆知識カード)も必ず1枚収録される。それにより、レア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚・おまけカード1枚の16枚構成になった。
ミラージュ~未来予知
ミラージュ以降のセットでは、ブースターパックの構成がレア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚の15枚構成。つまりレアはコモンの10分の1以下しか存在していないことになる。ただし、この比率は経験によるもので、WotC社は保証していない。
- 実際に封入エラーによってこの比率通りにカードが入っていないこともあるが、その場合にもショップやトーナメント主催者に交換を求めることはできない。
- 次元の混乱ではタイムシフトカードにも設けられたレアリティの封入率の都合で変則的な稀少度のような封入確率となっているが、タイムシフト・レアが出た場合を除けば通常の構成と同じ希少度の比率となる。
- 時のらせん以降のエキスパンションでは、プレミアム・カードがコモン枠扱いになったことから、1パックにプレミアム・カードと合わせて2枚のレアが出ることがある。
- また時のらせんと次元の混乱ではタイムシフトのカードが別枠であるため、1パックに3枚のレアが封入される可能性がある。(時のらせんでは過去にレアだったカードをレアとみなした場合)
アライアンス以前
アライアンス以前の古いエキスパンションではこの4段階ではなく、コモンとアンコモンのみの2段階であったりあるいはレアを含む3段階ではあるが、各レアリティごとにさらに出現率に差異があるという変則的な稀少度になっている(エラーパックという意味ではなく、意図的に変則的にしてある)。これらのエキスパンションのトレードや新規開封の際にはレアの有無やみなし稀少度(アンコモン1はレア、コモン1はアンコモンとして扱う)といった差異が生まれる点などは理解しておきたい。
稀少度ごとにシートと呼ばれる大きな紙にたくさんのカードが刷られており、そこから1枚1枚カード大に切り取ってカードが作られる。コモン11というのは、コモン・シートに11枚の割合で印刷されているという意味。