ダンシング・ノーム
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ダンシング・ノーム (Dancing Gnome)は、別名ボトルダンスとも呼ばれる黒コントロールの一種。ボトルのノーム/Bottle Gnomesを死体のダンス/Corpse Danceで繰り返し利用するコンボが搭載されている。
概要
ボトルのノーム/Bottle Gnomesを起動型能力によって生け贄に捧げてライフを回復し、バイバックで唱えた死体のダンス/Corpse Danceによって再利用することを毎ターン繰り返す。対戦相手にアタッカーがいる場合は、アタッカーをブロックした上で(当時のルールではさらに戦闘ダメージを割り振ることも可能)生け贄に捧げる。
インスタント
バイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
あなたの墓地にある一番上のクリーチャー・カード1枚を戦場に戻す。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
バイバック・コストも含めると結構重いため、黒玉の大メダル/Jet Medallionやマナ・アーティファクトによってマナ基盤をサポートする。マナに余裕ができれば、1ターンに2回以上回復することも可能。
毎ターン継続してライフを回復できる上にアタッカーも1体止めることができるため、ビートダウンデッキに対して相性がよい。前述した通りマナ基板が鍵となるためハルマゲドン/Armageddonなどの土地リセットが弱点となるのだが、このデッキの発祥であるテンペスト・ブロック構築ではそのようなカードがなかったため脅威となった。その後、他の土地リセットが使える環境でも戦えるように、打ち消しのために青をタッチするようになっていった。
ダンシング・ノームのコンボはあくまでも回復しかできないため、他にエンドカードが必要になる。テンペスト・ブロック構築では生ける屍/Living Deathが使われ、直観/Intuitionでサーチした貿易風ライダー/Tradewind Riderを生ける屍で並べ、一気にロックをかけていく。実際にはこちらをメインとして動くデッキなのだが、ダンシング・ノームのコンボが印象的であったためこの名で呼ばれることが多い。
- ウルザズ・レガシーが出るとチクタク・ノーム/Ticking Gnomesの投入により、使いまわしのできる無色のダメージソースも搭載した。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーロサンゼルス98 準優勝
- 使用者:Ben Rubin
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (20) | 4 | 夜の戦慄/Dread of Night | |
4 | マナキン人形/Manakin | 3 | ラースのネズミ/Rats of Rath |
4 | ボトルのノーム/Bottle Gnomes | 4 | 寒け/Chill |
2 | ダウスィーの精神ドリッパー/Dauthi Mindripper | 2 | 雲を追う鷲/Cloudchaser Eagle |
1 | 雲を追う鷲/Cloudchaser Eagle | 1 | ケザードリックス/Kezzerdrix |
4 | 貿易風ライダー/Tradewind Rider | 1 | 解呪/Disenchant |
1 | ケザードリックス/Kezzerdrix | ||
1 | 大口獣/Mawcor | ||
3 | 堅牢な防衛隊/Staunch Defenders | ||
呪文 (17) | |||
4 | ロボトミー/Lobotomy | ||
4 | 生ける屍/Living Death | ||
3 | 解呪/Disenchant | ||
2 | 死体のダンス/Corpse Dance | ||
4 | 直観/Intuition | ||
土地 (23) | |||
4 | 島/Island | ||
4 | 沼/Swamp | ||
4 | 反射池/Reflecting Pool | ||
4 | 塩の干潟/Salt Flats | ||
4 | サラカスの低地/Thalakos Lowlands | ||
3 | ルートウォーターの深淵/Rootwater Depths |