ブージーアムの輪/Bosium Strip
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Bosium Strip / ブージーアムの輪 (3)
アーティファクト
アーティファクト
(3),(T):ターン終了時まで、あなたの墓地の一番上からインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えてもよい。これにより唱えられた呪文が墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
条件付きだが、インスタントやソーサリーを使いまわせるカード。後の世のカードでいえば、フラッシュバックやヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agendaに近い感じである。
特に火力やドロー呪文との相性が良い。再利用できるのが墓地の一番上だけであるために、使うタイミングを考えなければならない呪文との相性が悪い反面、「撃ちっぱなし」にできる呪文は使いやすいのだ。
他の呪文だと、時間のねじれ/Time Warpと組み合わせても面白い。そのためカウンターバーンや青白コントロールで使われることがあった。また、特定のカードを何度も使いまわすターボアベイヤンスに使われることもあった。
- 当時のルールでは、あらかじめ起動しておき相手のカウンターすべき呪文を待ち構えないとカウンターが間に合わなかったため、ヘビーパーミッションデッキでこのカードを使う場合は対戦相手のアップキープ中に起動する、というプレイが定番だった。カードそのものに「この能力はインタラプトとして扱う」と書いてあれば(そういうカードもある)こんな苦労はいらなかったのだが、そこはバランス調整の成果だろう。
- 第6版でのスタックルール導入により、カウンター呪文との相性が少し良くなった(相手の呪文のプレイを待ってからこの能力を起動しても、カウンターが間に合うようになったため)。また、その時に同時に暗黒の儀式/Dark Ritualがこの能力によりプレイできるようになった(暗黒の儀式がマナ・ソースからインスタントに変更されたため)。
- プレイできるのは「能力解決時に墓地の一番上にあるカードのみ」ではない。能力解決後のターン終了時までならば、いつ墓地の一番上になったかは関係なくそのカードをプレイできる。
- イラストはメビウスの輪をあしらった無限階段。BosiumがMöbiusのアナグラムであることから。他に似たようなデザインとして、3次元版のエルキンの壷/Elkin Bottleがある。
- バイバックとも相性が良い。