大渦の脈動/Maelstrom Pulse
提供:MTG Wiki
土地以外のパーマネントを破壊できる呪文。ダークスティールの残響するサイクルのように、同名の他のパーマネントまで破壊できる。
単純に単体除去として見ても名誉回復/Vindicateに次ぐ万能さで使い勝手がよく、上手くいけばカード・アドバンテージも得られる。同じクリーチャー・タイプのクリーチャー・トークンを一掃できるため、赤白ヒバリのようなトークンを使うデッキに対してはさらに重要度が増す。クリーチャー限定の除去ならば他にも選択肢があり、状況によっては自分のパーマネントも巻き込むというリスクもあるが、構築での使用にも堪える強力な呪文。
- 「土地でないパーマネント」の破壊に対して、土地を対象にする亜種として破壊の爪痕/Wake of Destructionと言う先輩がある。マルチカラーと言えどこちらは3マナ、かたやあちらは単色でもトリプルシンボルの6マナ。土地は基本土地で同じ名前のものが並びやすいための差別化である。
- 対象にする1つは「土地でないパーマネント」である必要があるが、「同じ名前で巻き込まれる」ものについてはその制限が無いため、例えば平地/Plainsをクリーチャー化した上で魂の彫刻家/Soul Sculptorでエンチャントにした場合、これに大渦の脈動を打つと、ただの基本土地の平地/Plainsまで全て巻き込まれる。
- 破滅的な行為/Pernicious Deedと比べてもトークンなら同じコストで一掃できプレインズウォーカーも破壊可能とエターナル環境で人気が上がっている。ただし対象をとる為、プロテクション持ちとインスタント・タイミングの対応ができないのが弱点。