クロウマト/Cromat
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — イリュージョン(Illusion)
(白)(黒):クロウマトをブロックしているか、クロウマトによってブロックされているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
(青)(赤):クロウマトはターン終了時まで飛行を得る。
(黒)(緑):クロウマトを再生する。
(赤)(白):クロウマトはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
(緑)(青):クロウマトを、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
5マナで能力が5つ付いた5/5。アポカリプスのカードらしく能力の起動コストは対抗色2マナになっている。緑絡みの能力が使用できる状態だと非常に除去されにくい。マナがないと十分な働きができないため、対戦相手の動きや手を読みつつ、マナを残していくプレイングを心がけなければならない。マナさえあれば非常に厄介な点は変異種/Morphlingに通じるものがある。
インベイジョン・ブロック構築のドメインでフィニッシャーとして使われることもある。また、合同勝利/Coalition Victoryの良き相棒でもあった。
- 2007年9月サブタイプ変更でクリーチャー・タイプにイリュージョンを得た。ただし、半年前のAsk Wizards - 2007/2/16でBrady Dommermuthは、クロウマトにクリーチャー・タイプをつけるなら何かというユーザーの質問に対し、開発経緯を考慮して(#開発秘話参照)、ドラゴンなのは明白だ、あるいはミュータント・ワームかもしれないと回答していた。
開発秘話
マーク・ローズウォーターによると、R&Dは多色を扱ったアポカリプスで5色の大型モンスターを作ろうとした。ただ、アポカリプスは対抗色に焦点を当てているセットであることから、このカードには5色でありつつ対抗色の雰囲気を持つように工夫が施され、対抗色を起動コストとする5種類の能力が持たされた。(→Party of Five参照)
このカードのイラストは、5色の全ての魔法を体現した体長30フィート(約9m)の巨大ドラゴンで、既出のドラゴンとは全く異なる独特な姿を持つように、とイメージされた。当初は「Xaadregaz」と命名されていたが、文章欄に能力を収めるため名前を6字以下にする必要に迫られ「Cromat」と変更された。また、Brady Dommermuthはストーリー上の役割も変えられたに違いないと考えている。(→Ask Wizards - 2007/2/16参照)