失敗の宣告/Declaration of Naught
提供:MTG Wiki
Declaration of Naught / 失敗の宣告 (青)(青)
エンチャント
エンチャント
失敗の宣告が戦場に出るに際し、カード名を1つ選ぶ。
(青):選ばれた名前を持つ呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
戦場に出る際に選んだ1種類の呪文を打ち消す起動型能力を持つエンチャント。1種類の呪文のみを封じる点は翻弄する魔道士/Meddling Mageを彷彿とさせる。
翻弄する魔道士同様に、その時点で唱えられて一番困る呪文を指定しておくことで、対戦相手の戦略を大きく崩すことができる。のぞき見/Peekや記憶の欠落/Memory Lapse、差し戻し/Remandなどの相手がすぐに唱えそうな呪文が分かるカードとも相性が良い。
翻弄する魔道士と比べると、青単色でも使うことができる点や自分には影響を受けない点、エンチャントゆえにクリーチャーより除去されにくい点で優れている。しかし、打ち消すためには常に青マナ2つを用意する必要があり、打ち消されない呪文に対しては無力である。
ウィニーとしても重宝された翻弄する魔道士と違い、呪文の抑制以外には何の働きもせず、指定するカード名の判断を誤るとただの置物になってしまうのが厳しい。また、同エキスパンションで強力な苦花/Bitterblossomが登場したことでエンチャント対策が増えたのも逆風であった。
- 翻弄する魔道士はChris Pikulaがデザインしたものだが、失敗の宣告そのものは原型となったThe Meddlerに似ている(翻弄する魔道士/Meddling Mage#インビテーショナルカードを参照)。