霊魂放逐/Remove Soul
提供:MTG Wiki
クリーチャー呪文であれば確実に打ち消せるので、特にビートダウンに対しては有効に働く。しかし、同じマナ・コストで不確実ながらどんな呪文にも対処できるマナ漏出/Mana Leakが存在しており、対戦相手のデッキによらず活躍しやすいため、かつてはそちらの方が優先されることが多かった。神河ブロックが参入した辺りから、コントロールデッキにおいてもクリーチャー・カードの採用率が高くなったことで評価が上がり始め、マナ漏出もルーンのほつれ/Rune Snagもスタンダードから退場してからは、幅広く使われるようになっている。
リミテッドにおいては最大の脅威はクリーチャーであることが多く、マナ漏出より優先される。
- 元々は「召喚呪文を打ち消す」という表記であり、第6版より前のルールでは、アーティファクト・クリーチャー呪文を打ち消すことができなかった。「召喚呪文」にはアーティファクト・クリーチャー呪文は含まれなかった。
関連カード
- これの同型再版にはまやかしの召喚/False Summoning、急襲/Preemptive Strike、本質の散乱/Essence Scatterがある。「Removal(Remove)」の響きは黒のフレイバーで、すでに存在する(おそらく魂を持っている)クリーチャーに働きかけるのではなく召喚行為を無効にするのであって、魂を引き裂くのは青らしくないことから、基本セット2010では本質の散乱と入れ替わりで基本セット落ちした(→A Fresh Coat of Magic Paint参照)。
- 亜種には除外/Excludeや抗い難い知力/Overwhelming Intellectや魂の操作/Soul Manipulationがある。
- 対象に取れる範囲が真逆になったものは否認/Negate。
特定のカード・タイプのみを対象とするカウンター
- 無効/Annul - アーティファクト・エンチャント
- 被覆/Envelop - ソーサリー
- 緊急阻止/Flash Counter - インスタント
- 霊魂放逐/Remove Soul - クリーチャー