ドラゴン変化/Form of the Dragon
提供:MTG Wiki
Form of the Dragon / ドラゴン変化 (4)(赤)(赤)(赤)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ドラゴン変化はそれに5点のダメージを与える。
各終了ステップの開始時に、あなたのライフの総量は5点になる。
飛行を持たないクリーチャーは、あなたを攻撃できない。
プレイヤー自身が5/5飛行のドラゴンになってしまう豪快なエンチャント。
ライフの総量は5になるが、アップキープに5点ダメージを飛ばせて、毎ターン終了時にライフ自動回復、更にMoat能力と、出れば速やかに勝利を収められるだろう。追加のターンを得るカードと相性が良い。
同時に病みあがりの介護/Convalescent Careを出しておくと毎ターン、追加ドロー+ライフ3点回復が得られる(もっとも、ライフの方はそれほど大きな意味は無い)。
- 爆片破/Shrapnel Blastで一撃死なので注意。
- 相手が夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starを出すとほぼ負け確定。黒瘴は飛行持ちでパワーが5、墓地に落ちても5点ライフを失う。
- 場にクリーチャーが存在しない状態で対戦相手に象牙の仮面/Ivory Maskを張られると、自分を対象に5点ダメージを与えて、自殺するしかなくなる。
- これでライフの総量が変わった場合、「ライフを得る」、あるいは「ライフを失う」ことになることに注意。したがって、硫黄の渦/Sulfuric Vortexが場に出るとまずいことになる(5点以下のライフが5点に戻らなくなる)。
- このカードはセオリー破りである。Moatやライフ回復は赤の能力であるべきではない(白のほうが適切)。ただ、全体ではイメージにぴったりである。(参照)
- 通称は「ドラゴラム」。由来はスクウェアエニックスのRPG、「ドラゴンクエスト」の、竜に変身する呪文。ちなみに、鶴田慶之氏も、公式ハンドブック内でこの通称を使っている。
- From the Vault:Dragonsに収録されたカードのイラストに描かれているのはプレインズウォーカーのサルカン・ヴォル/Sarkhan Vol。
参考
- 変身……ドラゴン!―スカージの新カード《ドラゴン変化》(Wizards社;英語)
- カード個別評価:スカージ - レア
- カード個別評価:第9版 - レア