堕落した廷臣/Corrupt Court Official
提供:MTG Wiki
Corrupt Court Official / 堕落した廷臣 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
クリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
堕落した廷臣が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。
1/1ポータル三国志版の貪欲なるネズミ/Ravenous Rats。同型再版である。
ポータル三国志登場時は人間よりはネズミの方がクリーチャー・タイプとして参照されることが多く、比較的劣っていたが、イニストラード以降では人間もタイプ的カードに恵まれているため評価は甲乙付けがたい。エターナルでは貪欲なるネズミも稀に使われるので、これと分けて使ったり、5枚目以降として採用したりするのも良いだろう。
ニューカペナの街角にて実に20年以上の時を経て初の再録。2人対戦ではほぼ同じ能力になり、多人数戦になると対戦相手全体に効果が及ぶ古牙の信奉者/Elderfang Discipleやウイルスの甲虫/Virus Beetleが同時期に存在。よほど繊細にヘイトを操作する必要が無い限りは、対象を取らない特徴も含めあちらの方が便利。クリーチャー・タイプが被る上に基本的に上位互換となる収得の熟練者/Acquisitions Expertもいることから登場時点では採用理由に欠け気味。とはいえウイルスの甲虫以外はローテーションがずれ、同居期間も短め。ローテーション後に人間のタイプ的シナジーを組み込んだり、アーティファクト・クリーチャーでない点を重視するのであればスタンダードでも採用できるだろう。もちろんローテーション前にも人間シナジーを狙い、5枚目以降の収得の熟練者として採用することも考えられる。
リミテッドでは1枚手札破壊した後にクリーチャーが残る時点で十分使える。残った1/1は犠牲のタネにするなり、チャンプブロック要員にするなり。
「私ならここにあるものを司法制度とは呼びません。言うなれば、これは競りです。」― エルズペス(出典:ニューカペナの街角版)