暗殺者
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暗殺者/Assassinは、クリーチャー・タイプの1つ。特定の人物を秘密裏に殺害する職業。リミテッド・エディションの時代から存在する由緒正しいクリーチャー・タイプである。
初出はリミテッド・エディションの凄腕の暗殺者/Royal Assassinだが、その後はカード名に暗殺者を含むカードはあってもクリーチャー・タイプとして暗殺者を持つカードはほとんど登場しなかった。2007年9月サブタイプ変更によってそれらに暗殺者のタイプが追加され職業として確立された。サンダー・ジャンクションの無法者では無法者の定義に含まれるタイプの一つとして数を増やした。ユニバースビヨンドのアサシンクリードでは当然の事ながらメインのクリーチャー・タイプとなり、伝説のクリーチャー及びタイプ的カードが多数登場した。
色は黒単色か黒を含む多色がほとんどだが、白以外の単色にも少数おり、多色も含めればすべての色に存在する。
ほとんどは名前にたがわず除去やそれに類する能力(接死など)を持っている事が多い。除去能力を持たないものも存在するが、例えばスークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassinは毒殺専門の暗殺者、雇われ刺客/Hired Bladeは不意打ちを表現する瞬速など、何らかの形で暗殺者としてのイメージが表現されているものが多い。
タイプ的カードとしては、P/Tを強化するロードとして暗殺卿、ラムセス/Ramses, Assassin Lord、アルノ・ドリアン/Arno Dorian、Achilles Davenportが存在する。暗殺者を参照するキーワード能力としてフリーランニングが存在する。タイプ的に扱われるサブタイプとしては歴史が浅く、墓地の暗殺者カードをコストにクリーチャー除去を行える傷刃の精鋭/Scarblade Elite、傭兵、ならず者と共通の殺しの羽ペン、マリ/Mari, the Killing Quill、暗殺者に偽装クリーチャーを出すサボタージュ能力を与える命狙いの逃亡者、エトラータ/Etrata, Deadly Fugitiveなど散発的に登場する程度だったが、サンダー・ジャンクションの無法者で無法者として包括的なタイプ的カードが増え、さらにアサシンクリードによって職業タイプとしては多い方となった。
暗殺者・トークンを生成するカードに見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen、マルチェッサ女王/Queen Marchesa、群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminenceなどが存在する。いずれも黒の1/1で、接死からプレイヤーを敗北させるものまで殺害に長けた能力を持つ。アサシンクリードでは威迫を持つ黒の1/1のトークンを生成するカードが多数登場した。
伝説の暗殺者はアサシンクリード現在41体存在する(「伝説の(Legendary)・暗殺者(Assassin)」でWHISPER検索][注釈 1])。
- 暗殺者に変化させるカードとして殺害の強要/Coerced to Kill、金起こし、ヴィハーン/Vihaan, Goldwakerが存在する。
脚注
- ↑ Whisperデータベース未登録により、検索結果にはAchilles Davenport、Eivor, Battle-Ready、Ezio, Blade of Vengeanceの3枚が表示されません。