浄化の野火/Cleansing Wildfire
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土地を破壊して基本土地に変えるキャントリップ付き土地破壊ソーサリー。
1マナ軽く基本土地がタップ状態で出るようになった地操術士の計略/Geomancer's Gambit。もともとカード・アドバンテージは差し引き0でテンポだけを消費するカードだったため軽くなる意義は大きく、ほぼ上位互換。
リミテッドでは、基本的に自分の土地を入れ替えて、上陸の誘発回数の上乗せや多色マナ基盤の調整が主な目的となる。対戦相手に使うには、2色土地すら小道なので破壊する意義がなく、墓地枚数参照カードの有効化狙い、這い回るやせ地/Crawling Barrensへの対処、野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wildとの友情コンボくらいだろう。
モダン以下のフォーマットでは、後攻だとウルザランドが揃うのに間に合わない場合もあり見向きもされなかった地操術士の計略から一転、先手を打つことができ瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageで再利用も容易なため実用レベルに達し、ウルザトロンへのサイドボードとして多様なデッキで採用されている。
スタンダードではニューカペナの街角導入後に基本土地が2、3枚しか入ってない3色デッキが隆盛した結果、それらのマナ基盤を破壊し溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedで使いまわすことで封殺することを狙った土地破壊デッキがトーナメントレベルで姿を見せるに至った。
- 地操術士の計略と同様に自分のトロウケアの敷石/Flagstones of Trokairやダークスティールの城塞/Darksteel Citadelなどの、破壊された時に土地を失わない又は破壊されない土地と組み合わせることで、マナ加速カードとしても使える。
- パウパーでは、破壊不能をもつ2色土地の橋の登場後、これと組み合わせたランプデッキが登場し、赤緑のグルール・ワイルドファイア、青赤白のジェスカイ・ワイルドファイアなどが存在している。