偽装
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偽装/Cloakとは、キーワード処理の一種。カルロフ邸殺人事件で初登場した。
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Hide in Plain Sight / 自然な溶け込み (3)(緑)ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上にあるカード5枚を見、そのうちの2枚を偽装し、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。(カードを偽装するとは、それを護法(2)を持つ2/2のクリーチャーとして裏向きの状態で戦場に出すことである。それがクリーチャー・カードなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
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定義
「カードを偽装する/Cloak [a card]」とは、「そのカードを裏向きの状態で戦場に出す。」を意味する。そのパーマネントは、それが裏向きである間、文章やカード名やサブタイプやマナ・コストを持たない、護法(2)を持つ2/2のクリーチャーである。
また、偽装されたパーマネントの表がクリーチャー・カードの場合、あなたが優先権を持つときならいつでもあなたはそのマナ・コストを支払う事で偽装されたパーマネントを表向きにしてよい。これは特別な処理であり、スタックを用いない。
偽装されているカードが変装を持つならば、上記の手順ではなく変装のルールにより変装コストを支払う事で表向きにしてもよい。変異についても同様である。
解説
カードの正体を隠して変装相当のクリーチャーとして出し、クリーチャーなら後で正体を明かせるメカニズム。変異と変装の関係同様、予示の場持ちが良くしたアップグレード版と言える。
カルロフ邸殺人事件で初登場し、同時発売のカルロフ邸殺人事件統率者デッキでも使用されている。
カルロフ邸殺人事件では多色を考慮すれば白以外の各色に存在する。カルロフ邸殺人事件統率者デッキの新規カードでは逆に白と無色のみ存在している。
- 先行デザイン時点では変装の方が偽装と呼ばれていたが、セット・デザインが当メカニズムを導入した時に名前が移った[1]。
- 犯人暴き/Expose the Culpritは変装を持つカードしか偽装できないので、カルロフ邸殺人事件で偽装を独立して行うカードはレア以上のカードにしか存在していない。リミテッドでの盤面の複雑さを考慮してのものだろう。
ルール
基本的なルールについては予示#ルールを参照。
以下は偽装そのもののルールではないが、関係が深いので当項目で紹介する。
- 護法は対象になった時にのみ機能する誘発型能力である。したがって、変装/偽装で裏向きになったクリーチャーの護法が誘発した後にそれを表向きにした場合、表面が護法を持っていなかったとしても既にスタックに置かれた護法は働く(CR:113.7a)。
- 逆に表面が護法を持っていた場合でも、表面の分と裏面の分で護法が2回誘発したりはしない。対象になった時点の面が持つ護法だけが誘発する。
脚注
- ↑ Getting Away with Murders at Karlov Manor, Part 1/『カルロフ邸殺人事件』をやり遂げる その1(Making Magic 2024年1月16日 Mark Rosewater著)
参考
- Murders at Karlov Manor Mechanics/『カルロフ邸殺人事件』のメカニズム(Daily MTG 2024年1月16日 Matt Tabak著)
- Murders at Karlov Manor Release Notes/『カルロフ邸殺人事件』リリースノート(Daily MTG 2024年1月26日 Eric Levine著)
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